97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「大放談! 大相撲打ちあけ話」を読んだ
Twitterで出版を知った、「大放談! 大相撲打ちあけ話」を購入。金曜午前にAmazonに発注すると、帰宅した時にはもう届いている。素晴らしい。さっそく昨夜に読了。

NHK相撲解説でもお馴染みの元横綱、北の富士勝昭と、嵐山光三郎が相撲について縦横無尽に語る対談集。嵐山光三郎は東京の場所ではいつも砂被りに座っているのだとか。

稽古が足りず、もはや単なるデブに堕した逸ノ城を「怪物」扱いしている部分など、ちょっと対談の時期が古い部分があるかもしれない。これからの力士で琴奨菊が一度も登場しないのも、既に全ての対談が先場所前に終わっていたから。まあ先場所も、最初は誰も琴奨菊が優勝するとは思ってもいなかったが。荒れる大阪場所はどうかな。

隠岐の海は素質だけなら大変な大器だが、稽古とやる気がないのが困りものというのは、いまだに元師匠として、九重親方や八角親方を育てた九重部屋元総帥の歯がゆさか。

輪島や北の湖との話など、随所に昔話が出てくる。「初代大塩撒き」の青葉山についての言及が懐かしい。肩越しの上手を取って振り回す大きな相撲だった。青葉山が塩を撒き過ぎで無駄使いだと批判が出た時には、青葉山の後援者から「もっと撒かせろ」と、ドーンと相撲協会に大量の塩を送って来たのだとか。昔は剛気なタニマチがいたんだなあ。

昔の勝負審判は花形で、少なくとも三役経験者でなければならなかったが、最近はヘンなのがおるという話やら、昔の解説者の玉の海梅吉さんに自分は嫌われていたとか、北の富士の話は放談気味で脱線も多いが、洒脱で粋なトーンがあり、実に面白い。

巻末の相撲部屋地図も、最近は埼玉奥地や千葉奥地など、相撲部屋の位置が分散している事が一目で分かり興味深い。湊部屋もこんな所にあったら、それは逸ノ城も出稽古に行きませんわなあ(笑)。

対談の司会役は、嵐山の知り合いであるギョーカイ系の人のようだが、黒子を超えて得意になって喋りすぎる所があり、そこがちょっとウザいかな。まあ、我慢できる範囲ではあるが。

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