97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
デパート上の寿司屋で一杯。
金曜の夜は定時後にも仕事の予定があって結局会社を出たのは7時過ぎ。「鶴八」も「分店」も「しみづ」も、週末だし今から電話してもなあ。ということで、銀座に出てデパート上の寿司屋カウンタで一杯。あまり来ないチェインの寿司屋にフラッと来て、名も知られぬ客として一杯飲むのもたまには良いものだ。

大手寿司チェインの上位ブランドなのだが、確かに一応それなり。ちゃんと常連が居て、つけ場の店長と親しげに喋っている。真っ当な職人がやっている小体な江戸前の寿司店のほうが、若干勘定は高くともリターンはもっと大きいと思うけども人の選択はそれぞれだ。このチェインはNYCにもあり行ったことがあるが、新卒高校生を定期採用して職人育成しているのではないかな。

しかし、この店舗には暫く前からもう60絡みの年配職人が生え抜きの若い店長に使われている。ヒラメの皮のポン酢合えとか、ヒラメ卵の煮付けとか、ちょっとしたつまみを出して相手してくれたので、会話すると、銀座の名店で30年以上雇われ職人をやってたのだが、同じ店の古参職人とちょっと前に示し合わせて辞めてこの店に入ったのだと。我々が辞めると店は潰れると思ってましたけど、まあ潰れましたねと淡々と述べる。

その店はひょっとすると「奈可田」?と聞くと、その通りだった。ホテルの店はまだ維持しているようだが、昔からオーナーは鮨職人上がりではなかったようだし、接待用の高級店としても既に賞味期限を過ぎていたのだろう。1980年代初頭の山本益博「東京味のグランプリ」に取り上げられた寿司屋は、小さな個人店を除いてもう殆ど残っていない。寿司屋にも栄枯盛衰ありだなあ。

まあそんなデパート上の寿司屋には、トグロを巻いている大常連O氏は居ないし、酒を勧められることもなく好きにやって早く帰れると思ったのだが、この店によく来ているらしい隣の年配夫婦が酔っ払っており、「一人で寿司屋のカウンタで飲むなんて粋ですね」などと、あれこれ話かけてくる。デパート上の寿司屋で飲んでも別に格好良くも何もないのだが、一緒に飲みましょうよと、酒をどんどん勧められ、結局長居する事に。俺はいったい何やってるんだw

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コメント
この記事へのコメント
なんか、孤独のグルメのゴローちゃんみたいなイメージになってきました(笑)
2016/06/06(月) 10:36:48 | URL | taka #xJy3ruYo[ 編集]
孤独のグルメが酒飲む設定だったら、話が毎回終わらずに大変ですよねw
2016/06/06(月) 11:48:15 | URL | Y. Horiucci #-[ 編集]
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