97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
豪栄道が、実質的な優勝を決めた日
大相撲九月場所13日目はチケットも取れてないし仕事もあるので出勤。しかし夕方からネット情報を遮断し、定時速攻で帰宅して録画観戦。

もう後は余計な情報が入って来ないのでのんびり缶チューハイ飲みながら。十両の優勝争いも白熱しているので、十両の取組からチェック。佐藤は普段から態度悪そうなところが気になるが重心低く強いね。安美錦は残念。十両優勝の行方もだいぶ絞られてきた。残り二日は優勝の行方と幕内下位との入れ替えが見所に。しかし宇良はどうも調子悪そうなのが気になる。

土俵入りの後幕内の取組。輝は臥牙丸を破って幕内で初の勝ち越し。以前はやはり力が足りないと感じる相撲が多かったが、今場所は力強い攻めが印象的。もっと稽古してもっと上位に登ってほしい。

前半戦最後が遠藤と松鳳山。「手をついて」連呼で立合いの邪魔をする晃之助の行司。遠藤は松鳳山の突進をマトモに受けたが、土俵際の魔術師のような足さばきと身体の回転で松鳳山を破る。調子良い時の遠藤がようやく戻ってきた。これで本日の優勝は無し。明日の本場所チケットがあるのでこれは大変重要(笑)

魁聖は「俺だけ負け越してたまるか」パワーで正代を負け越し仲間に引きずり込む(笑)あのパワーが負け越し前に出れば(笑)御嶽海は先場所、直前に怪我をして星が上がらなかったが、今場所は地力の強さを見せた。高安は廻しが取れずに引き、その後もバタバタして御嶽海を呼び込んでしまった。優勝争いからは脱落。しかし白星を積み上げて来場所の大関獲りにつなげてほしい。

照ノ富士は膝がもう相撲取れないほど壊れている。カド番琴奨菊は7勝まで来てから3連敗ともたついたが、照ノ富士に勝利してカド番脱出。無理しても最後まで出る照ノ富士は、終盤では上位への白星配給役となっている。稀勢の里も鶴竜もあと1勝を積み上げるだろう。日馬富士だけは同部屋で恩恵無し。終盤真剣勝負の興を削ぐし怪我にも悪い。無理せず休めば良いと思うけど。

稀勢の里は脇が甘く腰高。あっけなく鶴竜に左下手を差され、すくい投げにもんどり打って土俵下へ。おそらくもう緊張の糸が切れていた。挙動を見ていても決してメンタルが強いほうではない。毎場所「綱取り頑張れ」と言われ続けて精神的には大変辛かっただろう。横綱昇進はこれでまったくの白紙に戻ってかえって吹っ切れるのでは。 今後は2場所連続優勝するだけだと、いったん割り切ればよい。

ここ何場所かで突然出現した、花道入り前からのあの謎のムフフ笑いは、立合い前に緊張で目をバチバチさせる事をうるさく指摘され、自分なりに平常心をどのように維持するか考えていたのではと思う。しかし慣れない事をやっても続かない。横綱昇進のチャンスが一旦消え去った今、あのムフフ笑いはもう止めよう。ちょっと気持ち悪いから(笑) もう一度全て初心に戻ってやり直すのがよいのでは。土俵上の四股だけは改善したので今のままで。

最後の大一番は、全勝の大関豪栄道と二敗で追う横綱日馬富士。仕切りの途中で両者がにらみ合い、伊之助に促されて別れる。仕切り途中の長いにらみ合いやら気合が乗った時間前の立合いなど、昭和の頃にはよくあったけれど、実に久々に見た気が。両者気合が乗る。

今場所の豪栄道なら日馬富士を真っ向から攻めきれると思っていたが、鋭い立合いから両差しになって日馬に寄られ、引いて墓穴を掘ったかと思ったが、最後にラリアットのように右手を相手の首にぶち当てる捨て身の首投げで勝利。首投げは批判されながらも豪栄道の得意技。悪いクセでもあり今場所出てなかったが、最後のここ一番で出さざるを得ないほど追い詰められたのは、やはり日馬富士の凄み。

日馬富士が負けた後の、ちょっと照れたような笑いが良い。「相手が強い。しょうがないな」と。勝っても負けても全身全霊でやり切ったと自分で納得しているからこそ出て来る表情。そして勝った時も相手には優しい。これぞ真の男だ。

本日、14日目は、遠藤が高安に勝ち、しかし豪栄道が玉鷲を一蹴して初優勝するという場面を見たいなあ。高安が遠藤を破った時点で豪栄道優勝というのもなんだか気合が抜けてしまう。

もっとも、いずれにせよ今場所の実質的な優勝決定戦は、この日の日馬富士ー豪栄道。国技館で観戦できた人はうらやましい。

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