97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲九月場所千秋楽をTV観戦
本日は、大相撲九月場所千秋楽をTV観戦。チケット大相撲でのネット争奪戦で千秋楽が取れずに、二日後の戻りで昨日の14日目を取ったのだが、結果的には豪栄道の優勝をこの目で見れてよかった。まあ実質的には前日13日目の日馬富士戦の勝利で決まっていたのだが。

いつも向こう正面赤房下審判の向かって左奥に座り、毎回違うお姉ちゃんを横に連れている微妙な髪型のオジサンは、本日千秋楽はライトグリーンのポロシャツ着て白房下審判の右に座っている。横にお姉ちゃんは居ないが、まだ幕下の取組だし、後で来るのかな。連れているお姉ちゃんは皆美人。ただ、水商売風というほどケバくはないのだが、普通のOLにも見えない。あれは何なんだろねえ(笑)相撲中継を見るとどうでもよい余計な事も気になる。

中入り後に見ると、このオジサンがよく座っている赤房下の席には「喝!」の張本さんが座っていた。張本に席を提供したのか、張本に蹴り出されたのか。興味は尽きない(笑)

十両の取組は優勝争いも千秋楽まで持ち込まれておりなかなか白熱。

安美錦は、立ち会い鋭く当り喉輪で英乃海をのけ反らせたまま張り手を顔に一発。左手をおっつけてバンザイ状態にしてからエイヤと渾身の引き。老練な技で千秋楽に勝ち越しを決める。大相撲では負け越しと勝ち越しはまったく違う。凄いねえ。

しかし右の喉輪でのけ反っている相手の顔に張り手カマすというのも、よくよく考えるとほとんどイジメに近い相撲(笑)ベテランにしか許されない。英乃海は取組前、伝説のベテランと一度当たってみたかったと語ったらしいが十分に思い知っただろう。勝ち越しがかかった千秋楽には当たらないほうが良いと(笑)

昨日の館内「どすこいFM」放送で女性のアナウンサーが、宇良が怪我している可能性について指摘していた。解説の親方のほうは「そうかなあ」と懐疑的だったが、前に落ちたり、呆気無く後ろに倒れる相撲が今場所目立った。相撲が覚えられたとはまた別の原因のように思えるのだが。しかし居反りを見せた今日の相撲を見ると、怪我があったとしてもだいぶ持ち直したのかもしれない。

中入り後の休憩時間、あの勝ち気な豪栄道にして、優勝決める前の日はまったく眠れなかったらしいとNHKアナウンサーが報告。13日目に日馬富士を下して実質的優勝を決めていてもそうなるとは、やはり優勝というのは恐ろしい重圧なのだ。

大怪我をしてもまったく弱音を吐かずに土俵に上がり続け、負けた後でも「そういうもんだ」としか言わず、胸を張って肩で風を切って帰って行った大阪の「ごんた」な男が、昨日のTVインタビューでは仏頂面で涙をポロポロ流した。実に印象的。さぞ嬉しかったろう。稀勢の里の優勝インタビューも一度は見てみたい。ちょっと想像できないが、あるいはオイオイ泣くんじゃないかな(笑)

着実に相手をコントロールして自分の型に持ち込み、流麗に勝つ遠藤の美しい相撲。勝った後で笑顔を見せたのも実に珍しい。13-2。来場所は一気に前頭上位に復活だ。

御嶽海は10勝でおそらく九州場所での新三役が濃厚。最近突き押しではなく浅く差して寄る相撲が目立つ。宝富士は前傾姿勢で前に攻めると強いが、身体が固いので後ろに下がりだすとからっきし弱い。

高安はしかし何やってんだ。昨日の対遠藤の負けはよいとして、ここでもう一勝積み上げないと。大関獲りの場所の一勝よりも今場所に積み上げるほうが容易だったのに。先場所11勝、今場所が10勝で終わっては、3場所33勝ラインを当確と考えると来場所12勝。厳しい条件だ。

琴奨菊が左をこじ入れて一瞬危なかったが、豪栄道は右からのおっつけで琴奨菊の体勢を崩し、体を入れ替えて一気の寄り。豪栄道! 素晴らしい全勝優勝。誰にも文句を付けられる謂れのない完全優勝。白鵬がもし出場していても、きっと撃破して全勝だったはずだ。

稀勢の里は、怪我をしてから上位への白星配給マシーンと化した照ノ富士を寄り切り。まあ大した勝利ではない。しかし気になるのは、まだあの変なムフフ笑いを続けている事。効果は無かったのが証明されたのだから、もう止めとけって。精神集中には他の方法考えろって。

優勝は決定したが、土俵の取組は更に続く。日馬富士は廻しを取って鶴竜を寄り立てる。行司を巻き込まないよう、最後の寄りは日馬富士が若干手加減してゆっくり目に決めたのでは。しかし、式守伊之助は、以前差し違えも沢山あったし、行司としての資質を疑う。日馬富士が向こう正面に寄り立てるのは予想できるのに、その後ろのわずかなスペースを、あの時に東側に動く必要が本当にあっただろうか。行司も能力ではなく年功で昇格するから仕方ないが、空位の行司最高の名籍、木村庄之助に相応しい行司かどうかは見極めが必要では。

表彰式の前、豪栄道が真面目に君が代を歌っているのは、悪ガキの番長が中学の卒業式で国歌斉唱しているのを見るような微笑ましい光景。優勝インタビューは、NHKアナウンサーが泣かせようとしていたのか随分と長いもの。しかし豪栄道は落ち着いた立派な受け答えだった。素晴らしい達成。誇るべき全勝優勝。来場所はまた来場所の風が吹くのだが、大相撲の歴史に確かに残るだろう。


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