97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
久々に「新ばし しみづ」
水曜は休肝日の予定だったのだが、いざ夕方になるとやはり一杯飲んで帰るかとなり、「新橋鶴八」本店に電話。お弟子さんが出て、なにやら親方と予約の人数数えたり慌ただしく検討していたが「6時半までなら大丈夫なんですが」との回答。6時半までではやはりダメだなあ(笑)

「分店」に電話しようかとも思ったが、大常連O氏がいると滞在時間が長引いて早く帰れない。寿司屋に2時間以上居て、その後でカラオケ行くなんて考えられないよ(笑)

ダメ元で「新ばし しみづ」に電話。お弟子さんが出て、なんと空いているというので退勤後に早速入店。

入店するとカウンタはまだ誰も客がいない。今日は遅い時間から立て込み7時半には満席とのこと。しばらく来ないうちに手伝いの女性が入っている。「昔、年越しやった「流石」で会ったり、この店でも顔を合わせてるはずですよ」と親方。後で確認すると、昔、あちこちの寿司屋でよくお会いしたI氏の奥さんであった。臨時で手伝いに来て貰ってるとのこと。そうだ、アメリカから帰ってきた時にも会ってるよ(笑)

冷酒を貰っていつも通りにやってもらう。銘柄は「まつもと」。白鷹は燗酒にはよいのだが、夏場の常温はムッとくる香りがあってそこがあんまりよろしく無いのだとか。確かに若干のヒネ味を感じる。

考えてみると、ここに来るもの実に久しぶり。夏のあわびの時期をほとんどすっ飛ばしてしまった。房総のあわびは9月15日には禁漁となり、後は浜で囲ってあるのだがそれも9月中には無くなり、あとは伊勢海老の網にたまたまかかったものが市場に出てくるだけなのだとか。

おまかせでつまみから。まずヒラメ。上品な脂が乗る。スミイカは細く包丁を入れる。もうんなに肉厚になっているとは。親方によると大きい中でも一番大きいものだというが、新イカの季節もすっ飛ばしてしまったよなあ。

他の客がいないのであれこれ親方と雑談しながら。

「新橋鶴八」のニュー新橋ビルは午後に停電したとか。停電は新宿あたりだけじゃなかったのか。しかし烏森神社界隈は大丈夫だったと。ニュー新橋ビルは古いビルで、電気の供給ルートが違うのかな。

一番弟子の摩宙君休んでからもう長くなっている話も。修行も長くなり、親方が用事の時など、常連だけに声かけて彼が握る特別営業などもやるほどになっていたのに。なんとも心配な話。そして酢飯などまかせていた弟子が欠けると、仕込みとかも結構大変なようだ。

築地市場移転の話では、むしろ延期でよかったと。移転の間、店は仕入れの都合で休むが、仲卸がどこにあり動線がどうなっているか、色々と確かめるために店が休みでも市場に通う行く予定だったが、延期だと当面は普通に商売できて結構との話。清水親方は店が休みでもちょくちょく市場に顔出しているという話だものなあ。歌舞伎の話などもあれこれ。

カツオはまだ戻りというほどではないというが、辛子を添えて食すると旨味が濃い。タコも旨味あり。鰤は皮目を炙りヅケにして、辛子を添えて供する。まだ軽く爽やかな脂。

赤貝も香りよし。ミル貝紐炙りは七味を添えて。ウニとイクラは大きめのぐい呑に盛り合わせて。ヒラメ昆布〆、シマアジなどつまみで貰う。

この辺りでお茶を貰って握りに。マグロはまず中トロに近い赤身、そして中トロ。柔らかくシットリした旨味あり。酢飯も以前よりも若干軽い気もするがそれでも強めの味でマグロにはよく合う。コハダもこの店独特、分厚い身をしっかりとした〆で。軽く〆た秋刀魚はネットリと柔らかく旨味と共に酢飯に溶ける。鶴八流にフックラと煮上がったアナゴは、塩とツメで1貫ずつ。最後にカンピョウ巻を半分だけ貰って終了。久々ながら実に美味かった。

滞在は1時間ちょっと。やはり寿司屋の滞在時間はこれくらいがちょうど良い。満ち足りた気分でタクシー帰宅。



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