97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲九月場所初日、写真日記
先週の日曜は、大相撲九月場所初日を観戦に、両国国技館までタクシーで。個人タクシーで運転は物静かな爺さまなのに、急発進、急制動、急な車線変更と大変に運転が荒く、ぶっ飛ばすのでびっくりした。あれは反射神経が鈍った老化現象なのかも。

入り口のもぎり役は旧友綱親方。TVの審判長でよく見たので懐かしいね。定年で部屋を譲ったはずだが、まだシニア親方で協会に残っているのかな。立合いのタイミングが合ってるのに、些細な手付きにばかり拘って何度も立合いをやり直させ、土俵の充実を阻害したけれども、定年で審判部辞めてよかったよ。ま、本人に言うと張り倒されるから言わなかったが(笑)

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(懸賞)
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初日から横綱3人、平幕2名がいきなり休場という予想外の事態で、盛り上がりはどうかと思ったが、懸賞もきちんとついているし、若手が上位に挑む面白い取組が編成されている。

(場内)
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本日は二階椅子A席5列目。まだ場内はガラガラ。

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絶対王者がいない場所、この賜杯は誰の手に。

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今場所から高安の等身大パネルが国技館に登場。しかし3日目から休場してしまうとは、誰が初日の時点で予想しただろうか。

(お昼)
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お昼はいつもの「雷電」で、ローストビーフを前菜に、きのこ入り秋のちゃんこ定食。初日はさすがに久しぶりの営業なので、オペレーションがバタバタしてましてとは、入り口レジの着物の綺麗なお姉さん談。

(力士の場所入り)

腹ごしらえの後、南側通路で関取の場所入りを見物。

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新十両の矢後どんは「頑張って」と声をかけると小さく「ウム」と頷いた。まだスレてない初々しい感じですな。もっとも負けてしまって残念。

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宇良は付け人とにこやかに談笑しながら場所入り。初日は勝利したのだが、まさか二日目にあんな大怪我をして休場してしまうなんて。

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栃煌山は何時ものマッチョ歩きで場所入り。しかし初日は日馬富士にあっという間に転がされてしまった。

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メガネがよいねえ、錦木。

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遠藤の怪我は果たしてどれくらい回復しているだろうか。巡業も休んだらしいが、本場所の土俵が注目だ。

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国技館では横綱、大関は車で奥の駐車場に直接場所入りする。しかし、高安が徒歩で入って来たのでびっくり。後でニュースを見ると大相撲の世話人で力士達に慕われていた友鵬勝尊さんが場所直前に亡くなっており、世話人たちが常駐する両国国技館の南門に、友鵬さんの写真や似顔絵が飾られていたのだという。高安は、2日目に大怪我した後でもお通夜に行ったというから、南門で最後のお別れをして場所入りしてきたのだ。

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写真を撮りながら、「おっ、貴景勝だ」とか呟いていると、母親に連れられた小さな女の子が、「どうしてそんなに名前が分かるの~?」と話かけてきた。そして次に入ってきた魁聖を指差して、「この人誰~?」と聞いてくる。ところが恥ずかしながら、お酒が入っていたせいか、魁聖という名前が直ぐに出て来ない。仕方ないので、「この人はね、ブラジルから来たんだよ」と言うと、女の子は隣の母親に「ママ~!この人ブラジルから来たんだって!」と余計な事を報告する(笑) 魁聖がこちらを見たのは多分そのせいだ(笑) 名前が直ぐに出てこなくて失礼。

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阿武咲も今場所調子が良い。どんどん暴れてほしいね。

(3時過ぎには)
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夕方につまむ分の「横綱寿司」を二階の売店「寿司竜電」で購入。なかなか結構であった。

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しかし、他の横綱弁当は全て売り切れているのに、「稀勢の里弁当」だけが東の売店でも西の売店でも売れ残っている。休場したというなら、白鵬や鶴竜も同じ。何故かねえ。

(前ノメラー)
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十両の取組が始まった頃、前に座ったのは、座高高く、頭が大きく、ピテカントロプスの如く首が前方斜めに生えているような「前ノメラー」。私が普通に座ると土俵は全く見えない。国技館二階席は時々これがある。まあ運次第だが。幸い通路側だったので、身体を半分通路側に乗り出して観戦。この姿勢は疲れた

(朝日山親方)
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欠場の親方に変わって元琴錦、朝日山親方が初めて勝負審判の席に。なにやら心細気で借りてきた猫の如し。最初はやはり緊張するんだねえ。振分親方も大阪場所で面白かったものなあ(笑)

(協会ご挨拶)
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四横綱時代とはいえ三横綱が休場で役力士の数が少なく、ちょっと寂しい雰囲気。

三横綱の休場は誠に遺憾でございますが、新進古豪の各力士は皆様の期待に答えてくれるものと思います。と八角理事長の協会御挨拶。場内は大きな拍手。しかし、この後、二日目に高安、宇良が休場に追い込まれるとは誰も知る由も無く。

(土俵入り)
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(賜杯返還、優勝旗返還、優勝額除幕)
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賜杯返還、優勝旗返還では、白鵬が休場の為師匠の宮城野親方が代理で出て来たのだが、拍手はまばらで盛り上がらなかった。まあ、それはそうだよなあ。やはり優勝した後の東京場所を休場してはいかんよね。白鵬だってそれは十分承知だったろうが。

(幕内の土俵)
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隠岐の海は期待されると負けるが、余計な時にケロっと勝つ。しかし遠藤も相撲勘はまだ戻っていない感じがある。そしてあの廻し。同郷の輪島を意識したのかもしれないが、黄金というより黄色で違和感あり。輪島のはもうちょっと落ち着いたウコン色だったと思うけれども。

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貴景勝は低い突き押しが次々と炸裂して逸ノ城を押し出し。的が大きいせいもあるだろうが合口が良い。しかし逸ノ城も「怪物」から何時の間にか「ただのデブ」になってしまった。指導する力の無い親方の小部屋に入ったのが悪かったと思うが、各部屋外国籍力士は1名という決まりがあるから進路は難しいところ。水戸龍も、油断しているとドンドン弱くなるだろうから本人の自覚が必要だ。

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宇良ー正代には平幕同士では一番多くの懸賞がかかる。正代は出足が良かったが、宇良は左手をたぐって逆転。場内はとったりを取ったが、そこまで腕はきまってなかったかもしれない。正代は相手が目の前から消えて自分から土俵外に飛び出したかのよう。宇良は逆転の後「えっ? どうかしましたか、皆さん」という顔をしてチョコチョコ歩くのだが、これが愛嬌あって良いなあ。しかし、二日目にあんな大怪我をするとは、この時点で誰が知ろうか。相撲に怪我はつきものだけれども。早い回復を祈る。

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琴バウアー。琴奨菊は元々愚直に真っ直ぐ当たって行く力士。逆に、大関陥落の時もそうだが、さんざん相手に変化されて星を落として来た。平幕にも落ちたし「そろそろワシもやってもよかろうもん」という事で、立合いに左に変わって注文付けたのでは。まあ、これは豪栄が脆かったか。しかし初日のこの変化を見て、他の力士は「あれ、今場所の琴奨菊は変化するんだ」と不気味に感じたのでは。後半に効いてくるかもしれない。

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フンガーと気合を入れる高安。館内どすこいFMは、現役引退して間もない親方が複数解説に来て掛け合いの気楽な話が聞けて実に面白いのだが、今場所で終了とか。残念。その中で、高安の黒の廻し後ろの結び目で光っている金色は何かと言う話に。廻しの繻子の布には確かにああいうマークというかすべり止めというか、ああいう部分があるのだそうであるが、普通はあんな目立つ場所には出て来ない。

「俺の時は前袋のほうに隠れていた」とか「廻しを切った場所に依るんじゃないか」とかあれこれ話が出たが、結局、結論は、「なぜあんなに目立つ場所に金色があるか分からない」ということに(笑)

初日の高安は攻めが早く安心して見ていられた。しかし二日目に怪我して休場するとはなあ。どうも四日目が終わってから初日の記録なんか書くと、特に今場所は既に色んな事が起こったから、あれこれ考えていけない(笑)

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結びの一番、西側横綱日馬富士の前二人が負けたので、西側に勝ち残りの力士が居なくなり、片肌脱いだ付き人が力水をつけることに。負けた力士は土俵に上がる次の力士には水をつけられない。一種の神事の名残なのだろうか。

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栃煌山は、右下手がスパっと入ったが、同時に日馬富士にしっかりと左上手を取られ、左は差せずに動けない。アッと言う間に上手投げを食らって土俵に転がされる。両差しで相手に廻しを許さず寄って行く事にしか勝機が無いなあ。残念。

(弓取り式と打出し)
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大相撲九月場所初日打ち出し。まだ空は幾分明るいが、千秋楽にはもっと暮れた夜空で、もっと涼しい風が吹くだろう。まさしく秋場所の名前通り。13日目と千秋楽にはまたここに戻ってくる。優勝争いは果たしてどうなっていることやら。


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