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97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
アメリカ人4人連れて「新橋鶴八分店」に。
木曜日は仕事の飲み会があったのだが一次会終了後に「P.M.9」にちょっとだけ立ち寄り、ジン・マティーニを一杯。前の日曜、大相撲千秋楽観戦中の国技館でバーテンダーM氏と出くわしてビックリしたが、なんでも日本バーテンダー協会の福利厚生で相撲チケットの斡旋があり、それに申し込んだのだと言う。結構色んな所で団体チケット押さえているんだなあ。千秋楽の相撲は大いに楽しんだということで、それは良かった。

私自身は表彰式の後、最後の神送りの儀まで観て席を立ったのだが、彼らはもう席を立った後。しかし国技館の外に出ると「最後に御挨拶だけしようと思って」と待っていてくれたのだった。客商売の鏡ですな(笑)一次会で結構飲んでいたので、一杯だけで退散。

そして翌日の金曜日。来日するアメリカ人4人を連れて「新橋鶴八分店」訪問の予定が入っている。一人は何度もこの店に連れて来た弁護士だが、今回はその奥さんと、友人夫妻との事。当日に成田到着して汐留のホテルにチェックインしてから合流するという慌ただしい日程。

普通のアメリカ人は、陽気だが出たとこ勝負のえー加減な楽天家も多く、結構、平気で時間に遅れたりする輩も多いけれども、流石に弁護士ともなると、日本人のちょっと気が効いた会社員程度のパンクチュアリティはある(笑)ま、大丈夫だろう。

とはいえ、夕方になっても連絡無し。取敢えず会社を出て、またまた「P.M.9」で軽めのカクテルを一杯やって時間調整。前週の「分店」送別会の事などバーテンダーM氏と雑談。あまり「分店」ばかり行っていると、大常連O氏派と思われて本店に予約が入らなくなったりすると困るよなあ(笑)

しばし飲んでいると携帯にショートメッセージの着信あり。既に東京駅に到着してタクシーでホテルに向かっている所だとのこと。予約の時間には間に合いそうだ。時間を見計らって「P.M.9」を出て待ち合わせ場所のSL広場に。ところがこの日はタイミング悪く古本市が開催されており、広場中に屋台が設置され、待ち合わせには都合の悪い状況。しかし予約時間5分前には携帯に着信があり、なんとか彼らを発見して「新橋鶴八分店」にはオンタイムで入店。

弁護士のほうは、この店への来店は確かもう4回目位だから慣れたもの。しかし、この店は、普通は英語しか話せない客の予約は断っているので予約入ったのは私のおかげである旨をひと威張りして恩を売っておいた(笑)奥さんのほうは初来店だが、「今まで主人がiPhoneで撮ったこの店の寿司の写真ばかり自慢されて嫉妬してたのよ」と笑う。どうぞ本物を本日味わってください。

江戸前鮨とは何か。どんな仕事を施しているかを随分と講釈。弁護士が連れてきた友人はイタリアンのシェフだそうで、冷酒で飲んだ日本酒の味の差がきちんと分かっており好みを述べるし、ブリやシマアジなどの白身の質も、アメリカで食する物とは比較にならないと的確に言い当てる。さすがにアメリカ人ながらプロだねと感心。

まずビールで乾杯。その後は日本酒を3種類飲み比べ。

つまみの最初は立派なアワビ塩蒸し。もう房総での漁は終わり、囲ってある在庫のみ手に入るとか。アナゴ一夜干しの塩焼き、シマアジ、ブリ、ハマグリ、松茸のお椀、鮪の照り焼きなどつまみで。

この辺りで握りに。私はアメリカ人ほど食わないので所々の種を外してもらった。最初はスミイカ。もうスカッとした歯切れの良さと身の甘味あり。中トロ、コハダ、アジ、平貝は海苔を渡して。

イクラは、もう新物とは呼べず8月から出ていたのだとか。そうか、すっかり寿司屋にご無沙汰で、季節感がちょっと遅れてきたかもしれないな(笑)英語でさんざんと寿司種や鶴八の江戸前仕事を解説し、冗談にも付き合ってあれこれ盛り上がった話をしていたので、握りで何が出たかはちゃんと覚えて無いなあ

ウニと鉄火巻は親方から聞かれたが、私自身はスキップ。しかしこの日は台風の後で海が荒れたとかでウニは一種盛り。アメリカ人の弁護士は目ざとく見つけて、「今日は二種類乗ってないのか」と聞いてくる。客引きの為の餌なんだから、無理しても何時でも二種類おかないとダメじゃないか(笑)

アナゴも貰って、これは鶴八伝来の仕事なんだと解説。酢飯についても、アメリカの普通のジャパレスの酢飯とはまったく違う事も解説。しかし、イタリアンのシェフは確かにこの酢飯のテクスチュアが、アメリカの日本食で出る寿司とまったく別物である事を把握していた。これまたプロだねと感心。

握りは一通り終わったが、何か追加あるかと彼らに確認すると、最後にブリ、アジをお代わり。アメリカではこんな質の物にお目にかかったことが無いというのだが、それは確かに事実。何時もは大体私が払っているのだが、今回の勘定は弁護士が持つというのでご馳走になる事に。

英語だけで会話して、結構賑やかにやっていたので他の客には大分迷惑かけたかもしれないが、一応終了。店前で記念撮影の際には、後からカウンタに座った一人客に、シャッタ切って戴くというご親切に預かる。いったい何やってるんでしょうな我々は(笑)

「分店」で解散するつもりだったが、酒飲みの弁護士が「P.M.9」に行こうと言って聞かない。しょうがないので電話して、席が空いているのを確認してからまた舞い戻って5人で入店。女性陣は流石に疲れが出て来たようであったが、何杯か飲んだ後、「ラーメン・プレイス」に行くという弁護士に後を任せてタクシー帰宅。疲れた。


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