FC2ブログ
97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
実に久々、西大島「輿兵衛」訪問。
土曜の夜は西大島「輿兵衛」。午後は日比谷で映画を觀ており、予約した事をすっかり忘れて、銀座辺りで飯でも食って帰るかと考えていたところ、Googleカレンダーの通知がiPhoneに表示されて、ああそうだったと思いだしたのであった。危ない所だったなあ。

20180422151857ba3.jpeg

2018042215191570f.jpeg 20180422151930349.jpeg

西大島に夜7時ちょっと前に到着。実にご無沙汰しましたと親方、女将さんに御挨拶。今年は初めての訪問だから随分と間が空いてしまった。しかし親方は、「そんなに来てなかったっけ」との反応。ドッペルゲンガーでも来ていたのかな(笑)

日曜日は貸し切りの予約が入っているということで土曜に予約したが、この日の客は私を入れて3組。カウンタはゆったりと。まず本日の大吟醸を一杯。本日は「美丈夫」。

あれこれ昨今の寿司話など。金沢の「めくみ」については良く知っているらしい。神保町の鶴八の話も良く知っていた。結構噂になるんだなあ(笑)

まずお通しの一皿。海老頭ヅケ、白イカのゲソヅケ、マグロ赤身のヅケ、漬込みのシャコ、ホタテ煮浸し。どれも酒に良く合う。お酒のお代わりは、醸し人九平次。親方が、九平次がパリ、クリヨンに採用されパーティーに出張して握りを披露した事など思い出話を。スイートの部屋が4日間無償で提供されたのだそうで、気前良い物ですな。

本日は珍しくニシンが入っているとの事。

適当な所で握りに。お酒は「十四代本丸」を貰って、その後はお茶に切り替え。

マグロ中トロヅケ、カレイ甘酢ヅケは一味と浅葱を噛ませて。夏の香り大変に結構な白身。酢飯はスッキリと硬めに米の旨味を残して仕上げられている。カレイの胡麻醤油ヅケは濃厚な旨味。

白いかのヅケ。ヅケにして皮目を炙ったシマアジは香ばしい旨味のこの店のスペシャル技。海老は甘酢に潜らせおぼろを挟んで握る古式の仕事。トリ貝
昨年は良い物がなかったが、今年は比較的入るのだと。甘酢に潜らせた北寄貝も他の店では出会えない甘味あり。

ここからこの店名物の光り物連続で。最近は、良いキスが入らないとの事。まずカスゴ。ふっくらとした身肉の旨味。コハダも軽めの締めだが身肉の旨味あり。アジは濃厚な脂が乗り、強めに締められて旨味が凝縮している。ニシンもびっしりと脂が乗り、脂が蜜蝋のように固まって噛み締めると酢飯と共に口中で溶け去って行く。

ハマグリには、濃厚ながらくどくない旨味のツメ。アナゴは白醤油で炊かれて、爽煮のように思えるが実に濃厚な旨味でトロトロ。これまたどこにも無い輿兵衛だけの穴子だ。最後は玉子を貰って締め。

勘定を済ませると女将さんに「一つだけ残っていた」と「與兵衛」がいつもお年賀に使う手拭いを戴く。一応なんとか本年もご縁が繋がったという安堵感と良い気分あり。また通わないと。與兵衛だけにしかない仕事を堪能して、気分良く夜道を帰る。

201804221519494c0.jpeg


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する