97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
酒を飲んで将棋を指す
週刊文春に、プロ棋士である先崎学の書いた「先ちゃんの浮いたり沈んだり」というエッセイが連載されているのだが、これが毎回飄々としてなかなか面白い。先週号は、酒を飲んで指す将棋について。

「オレは、飲んだほうが強くなる」というアマチュアがいるが、これはありえない。将棋は思考力のゲームであり、アルコールが入ると必ず力は落ちる。ただ、著者が見るに、同じくらい飲んで指すと、元々強いほうが更に有利になるように思われるという。

唯一、酒を飲むと強くなる例外は、アマチュアを相手にするプロが飲んだ場合。普通は、アマチュアをプロがケチョンケチョンにやっつけることはない。相手にある程度「指させて」あげて、最後にスパートして抜き去るのが「芸事のたしなみ」。

しかし、酒を飲んでプロが気持ちよくなると、この遠慮を忘れることがあり、アマを血祭りにあげる惨劇が生じることになるのだとか。プロの棋士とアマチュアの間にある、とてつもない力量差を感じるようなエピソード。

私も酒飲みだから感じるが、酒を飲んで頭が冴えるというのは、実は錯覚で、本人はご機嫌で調子よくやってても、周りからみるととんでもないポカをすることが多い。よい考えが浮かんだ、と思っても、後で素面になって考え直すと、なんじゃこれはというものばかり。

そう考えてみると、お酒飲まない人に、「酒を飲む積極的な利点などないだろう」と言われると言葉につまるような。

しかし、それでもなお、やはり、リラックスしてストレス解消したり、疲れを癒したり、人間関係を円滑にしたり、度が過ぎなければ、お酒にも、色々効用はあるように思うのだよなあ。まあ、時として過ぎるのが一番の問題か(笑)


関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック