97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
羽田がハブになると便利なのだが
今までの自民党政権下では、大臣というのは長年経験を積んだ族議員がなると相場が決まっており、官僚の言うことをよく理解して、官僚の説く省益に沿った議論しかしなかったのが実情。民主党政権下では、各大臣が好き勝手にあれこれ発言している印象あるが、これはこれで、自民党政権下で積もり積もった「政官もたれあい」の垢を落とすのはよい機会なのでは。

もっとも、民主党大臣の説く全ての政策が実現できるとは思えない。いや、むしろ、意味の無いもの、実現不可能なものも多数ある。実現可能にしても、官僚の無言の抵抗にあって、ほとんど実現できないに違いない。しかし、少なくとも、目に見えるところで、今まで官僚がいつの間にか決めて踏襲していた「不文律」への議論がわき起こるだけでも、大きな意味があるように思える。

官僚は政治が決めたのだという。しかし、政治家は年老い、選挙の洗礼を浴び続けて、長く生き残るのは稀。政治の影に隠れた官僚だけが、自らの都合だけを優先しながら、国家レベルの政策継続性を担保しているというのが、本当は皮肉な話。

「羽田をハブ空港に」と前原国交相とのニュースも興味深い。あれだけの年数とコストをかけて成田新空港を建設した訳で、運輸官僚もメンツがあり、羽田をハブにとの議論に軽々しく頷く訳にはゆくまい。しかし、東京の利用者からすれば、羽田が拡張されれば成田よりずっと便利なのは当たり前。特にオフィスから海外に直行する場合など、羽田から行ける利便は大きいだろう。好き好んで成田に行く人は、そんなに多くないはず。

24時間空港化には、騒音問題等もあるようだが、最近は建物も進歩しており、騒音が問題になる程度は格段に減っているのでは。だいたいアメリカの空港を見ても、成田ほど不便で人里離れた場所にある空港は見たことがない。飛行機の進入路には、どこでも住宅が建ち並んでいる。

日本人の我々は慣れてるが、初めて日本に来た外国人が、夜に到着してNEXに乗るとビックリするだろうなあ。

空港を出発すると、線路の横はずっと真っ暗な田畑ばかり。いったい、大都会トーキョーってのはどこにあるのか、オレはいったいどこに連れて行かれるのかと、不安になるだろう。東京への玄関口としては、成田はあまりにも辺鄙な場所。

まあ、タクシー乗れば一応、明るい高速を走って東京まで着くのだけど、これまたバカ高くて、海外から来た旅行者は驚いているに違いない。せっかく滑走路が拡張されるのだから、羽田をもっと活用する方向で議論が深まってもらいたいのだが。
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