97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
小沢一郎の助言と承認で
「憲法を読み直しなさい」 天皇会見で小沢氏反論とのニュース。

天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が、特例扱いで決まったため、苦言を呈した宮内庁の羽毛田長官と、それを聞いて頭にきた民主党の小沢幹事長が、メディアを挟んでバトルを繰り広げている。

小沢一郎の、影で人を操って権力を行使する、田中角栄直伝の「闇将軍」的体質は、相変わらずちっとも変わってない。メディアときちんとした関係を結ぶこともできないのは、本人にとっても不幸なことだと思うのだが。

彼にとっての他者は、家来か敵しか存在しないのだろう。角栄は、それなりに人間的魅力があり、人に担がれ、人に好かれる部分も数々あったのだが、愛弟子の小沢は誰からも嫌われて、側近は次々に去ってゆく。この違いが実に興味深い。

30日ルールというのは単なる慣例であって、法律ではないというのは事実かもしれない。天皇の国事行為は、内閣の助言と承認をもって行うというのも、憲法だけ読むなら事実。

しかし、中国の国家副主席との会談は、憲法で言う「国事行為」に該当するだろうか。「外国の大使及び公使を接受すること(第7条第9号)」という条文はあるが、国家副主席は厳密に言うとこの範疇に含まれないのでは。だとすると、「内閣の助言と承認」が優先するという話ではなくなってくるのだが。

まして、日本国憲法には、「小沢一郎の助言と承認」によって天皇陛下が国事行為を行うとはどこにも書いてないからなあ。

民主党政権が自民党よりひどいとは思わない。官僚に何でも丸投げで、自分達は利権だけを漁ったのが自民党政権で、これも相当ひどかった。民主党政権になって、よい方向に変わることだって多々あるだろう。しかし、小沢「新」闇将軍の独裁がこのまま続くと、いずれは民主党崩壊のような、深刻な事態が発生するのでは。

しかし、旧社会党や労働組合、社民党や国民新党を切り捨てて、自民党左派との合同による政界再編というのが、一番好ましい道ではないかとも思うので、「壊し屋」小沢が、そんな風に民主党を壊すのなら、歓迎すべきという気もするなあ。

もっとも、小沢を取り巻く今までの政界の集合離散の歴史を見るに、小沢が「豪腕で壊す」のではなく、小沢の意図に反して「反乱によって壊れる」場合も多いので、なかなか予想がつかないのが正直なところ。

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