97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
「人志松本 すべらない話」 歴代MVP全員集合スペシャル
年末に放送された、「人志松本 すべらない話 歴代MVP全員集合スペシャル」は、日本にいたのになぜか見逃してしまったのだが、何事にも好事家がいるもので、YouTubeに、なかなか奇麗な映像で上がってるのを発見。11本に分割されてるのだが、1本みるとつい最後まで。

歴代のMVPを一同に集めたスペシャルだが、河本、兵動、小籔、宮川などは、相変わらず安定した面白さ。千原ジュニアも面白いが、しゃべりがガラ悪すぎ。同じ関西人としても、ちょっと引くなあ(笑)。ケンドーコバヤシは、巷では大人気であるが、以前から何を聞いても面白いと思ったことがない。今回も同様。なんでかねえ。

昔、上岡龍太郎が、芸人の楽屋話を放送するという企画を番組でやったことがある。舞台では面白くなくても、不思議に楽屋での話が面白い芸人がいるのだと。松本人志の、「すべらない話」シリーズは、この「楽屋話」の系譜を受け継いでいるように思える。語られるのは、芸人同士の、楽屋や飲み会などで披露される、あくまで「内輪ウケの芸」だ。

例えば、兵動の、「マスクの話」や「一等兵の話」は、確かに面白いのだが、漫談として舞台の上でやる水準までには話芸が完成していない。河本や小藪の話にしてもしかり。あくまでも仲間内でバカ話する時のノリである。

磨き上げた話術や芸を期待して見る人にとっては、この場で語られる話は、「すべらんなあ~」どころではなく、全部「すべっている」。しかし、芸人間のバカ話を横で聞いてるようなノリで見るなら、こんなに面白いものはない。

この企画において、吉本軍団の関西弁勢が幅をきかせているように見えるのも、やはりこの企画が、普段からつるんでいる芸人間の、日常的な内輪話的世界の延長であることと関係があるのでは。

その点では、この番組は、大々的にゴールデンでやるようなものではなく、本来は、関西ローカル、あるいは深夜の枠で細々とやるにふさわしい企画である。

観覧ゲストとして、売名のためとしか思えない芸能人が控え室に大勢やってきては、大げさに笑ってる場面にどうも違和感を感じざるを得ないのも、やはり、本来は、そんな公の場で通用するような芸ではないという気がするからかもしれない。
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