97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
勝利の女神はキム・ヨナに微笑んだ
昨夜はNBCの中継で、女子フィギュア・スケート決勝を。バンクーバ時間では5時から競技が始まってるのだが、アメリカ西海岸ではNBCがショートプログラムの時と同様、8時から12時までの枠で録画中継。

フリースタイルスキー、ノルディック複合、アルペンスキーも同じ枠で放映。順番にやってくれればフィギュアだけ見れて都合がよいのだが、NBCはフィギュアの中継を細切れにして、他種目を合間合間に入れてくる。フィギュア見たければ、他の競技も夜中まで見ろということですな。

8時代に何名か映ったのだが、前半の選手はほとんど飛ばされ、日本の鈴木明子も一切映らなかった。結局のところ、メダルをかけて争う最終の6名の演技が放送されたのは、11時過ぎから。相変わらず引っ張りますな。

SPでもずいぶん点差が開いていたが、キム・ヨナはこの日のフリーでもノーミスの演技。NBCの解説者は、「今までオリンピックで見た中でも最高の演技だ」と絶賛。確かに点数も自らの持つ世界記録を大幅に更新。この時点で実際には、浅田真央の金メダルへの戦いは終わっていた。

しかし、浅田も、トリプル・アクセルを2回成功。フリー演技で2回成功したのはオリンピック史上初だという。後半でほんの少し体勢崩すミスが2回あったものの、これまた自己最高得点を更新する成績で、立派な健闘だった。

表彰式の模様が映ったのは12時直前。表彰台に上がった浅田真央は、観客席にほんの一瞬だけ笑顔を見せたが、表情は硬く空ろだった。浅田真央のインタビューは、アメリカでは放映されなかったのだが、後でYouTubeに上がった動画をチェック。しかし、あんなに大泣きしてたとは。19歳の女性の肩にどれだけの重荷がかかっていたか。自分のミスがどれだけ悔しかったか。胸が塞がれるような思いがするのだった。

最終的についた大きな点差については、若干の違和感を感じないでもない。ストップ・ウォッチではなく人間が採点するのだから、恣意性が入ることもあるかもしれない。日本人だから、もちろん浅田真央を応援していたけれども、どちらの演技が美しいかと聞かれたら、素人ながらちょっとだけキム・ヨナが優れていたのでは、というのが虚心な感想。

もしもキム・ヨナと浅田真央のショート・プログラムの得点がたとえ同点であったとしても、昨日のフリーの出来ではミスの分の差があった。残念ながら、金メダルの行方は変わらない。バンクーバーの勝利の女神は昨夜、キム・ヨナに微笑んだ。ただ、それだけのことなのだろう。

しかし、浅田にとっても、初のオリンピック銀メダルというのは、実に立派な、誇るべき達成。涙が乾いても、心の傷が癒えるのには時間がかかるだろう。しかし、まだまだ遥かな前途がある19歳。胸を張って日本に帰ってきてほしいものだ。

関連記事
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック