97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
陪審員選任の知らせが来た
昨夜帰宅して郵便物をチェックすると、「Superior Counrt of California(カリフォルニア上級裁判所)」からの手紙が。「Summons(召喚状)」と書いてあるので、何か裁判所に呼ばれるしたっけと一瞬ビックリしたが、よくよく見ると、「Official Jury Summons Enclosed」と書いてある。陪審員(Jury)選任の手紙なのであった。

もちろん、私は日本人でアメリカの市民権が無いから、陪審員になる義務もないし、なることもできない。カリフォルニアの陪審員選出は、運転免許証のデータベースから無作為に抽出すると聞いたことがある。アメリカには戸籍制度が無いので、外国籍の居住者にも陪審員選任の手紙を送り、その後で資格をスクリーニングする訳である。

前回の駐在時にも一度同じような手紙をもらったことがある。通算で8年半のアメリカ駐在で2回目だから、4年に1回くらい当たる計算か。日本で裁判員選任の通知が来る確率よりはだいぶ高いのではないだろうか。

Superior(上級) Courtとは書いてあるものの、カリフォルニアにおいては、日本で言う高裁ではなく、第一審を行う裁判所らしい。アメリカの法制度も州によって違うからなかなか難しい。

召喚状には、「この召喚に応じなかった場合は、罰金、あるいは懲役、またはその両方が科せられる場合があります」と書かれている。しかし、延期を要請したい場合、出席不能な場合、またそもそも陪審員になる資格が無い場合には、その旨の選択肢を選んで裁判所に返信する仕組。

私の場合は、「Not Qualified」のパートに、「米国市民ではない場合」というのがあるので、そこにマークして、国籍とパスポート番号を記入して回答。

他にも、英語が十分理解できない、カリフォルニアの居住者でない、18歳未満、12ヶ月以内に陪審員になったことがある、公民権の停止中、などの諸条件に当てはまると、「不適格」として陪審員選任から外れる仕組み。

しかし、「Request to be excused」(免除依頼)の理由欄には、精神・肉体の疾患、財政的理由、他者の介護と3つの理由しか認められていない。日本の裁判員の場合は、もう少し広い理由による選任免除が認められてたような気がするが、意外に厳格なものである。陪審員になることは、アメリカ市民の義務といえばその通りだが。

私の場合は、アメリカでは陪審員になる必要ないし、こちらに居住してる間は日本に住民票が無いから、日本の裁判員に選任される可能性も無い。しかし、実際に裁判に参加するとなると、やはり結構な心理的負担だろうなあ。

ひとつ気になったのは、この通知を受けて裁判所に出頭する場合、出生証明書の持参等の条件が書かれていないこと。外国人であっても、知らぬ顔でこの召喚状を持って裁判所に出向いたら、陪審員になることができるのではないか。国籍はどうやって確認するのか。裁判所でさらに詳細なスクリーニングがあるのかもしれない。まあ、外国人なのに、わざわざ陪審員になりに裁判所に行く人間がいるとも思えないが。


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