97年から書き続けたweb日記を、このたびブログに移行。
大相撲初場所、初日を両国国技館で
日曜日は大相撲初場所初日を観戦に両国国技館まで。ネットでの争奪戦で、椅子席Aをなんとか確保したのだ。タクシーで目的地を告げると初老の運転手は「今日は国技館で何かあるんですか?」と。日本人なのに何を言っとる。寝ぼけちゃ困るよ、今日から大相撲が初日なんだ(笑) きっちりと指導しておいた(笑)

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本日も満員札止め。門松が正月の気分を残す。もぎり場は一箇所に制限されており、入場すると手荷物チェックが。今日は天覧相撲だから、警備が厳重なのだ。何故知っているかというと、土曜日に九重部屋の某親方が、twitterで「明日は天覧相撲。九重部屋の力士頑張れ」とツイートして、後で叱られたか削除するという出来事があったから。警備の都合上、事前には公表しないものなのだね。

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しかし館内に入ると普段はいろんな受付コーナーや横綱大関の実物大パネルがある入口部分は綺麗に整理され、某所まで床にフカフカなものが敷かれている。某所というのは貴賓席へと上がるエレベータだ。時間になったら覆いを外してレッドカーペットが姿を現すようだ。

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貴賓席は正面の二階にあり、TV中継と同じ方向に土俵を見ることになる。東と西の関係からいうと、北側に座って南を見ることになるのだが、「天子は南面す」という中国の故事に習ってるのではないかな。

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取敢えず腹ごしらえするかと二階の食堂「雷電」開店前の列に並ぶ。着物姿の綺麗なおねえさんがメニュー手渡しながら「今年もよろしくお願いいたします」と愛想がよろしい。一杯飲みながら、板わさ、しじみのエスプレッソ、ちゃんこ定食など。国技館に来ると、幾ら食ってもよい気がするから危険だ(笑) 

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力士最重量、大露羅はやはり極端に太っているなあ。

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八角新理事長の協会ご挨拶は実によかった。先場所は北の湖理事長の代理だったが、今場所は代読ではない理事長としての自分の挨拶。「歴代理事長の志を受け継ぎ、大相撲の歴史、伝統、文化を、そして誇りを、一生懸命守ってゆく所存です」と。そうだ、その通りだ。

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初日も満員御礼が出た。

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幕内土俵入りと横綱土俵入りの後は、優勝杯、優勝旗返還と優勝額の除幕式。東京での場所初日ならでは。

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ここからはいよいよ幕内の相撲。

本日はiPod忘れる痛恨のミスあり、館内では「どすこいFM」もNHK相撲中継も聞けなかった。貸出のラジオもあるようなのだが面倒だしなあ。

新入幕の輝は脇の甘さで墓穴。大器ではあるが胸のあたりに贅肉がタプタプ。幕内の身体は筋肉でパンパンに張ってるのが普通で、やはりまだまだ上半身を鍛えてバンプアップしないといけないのでは。

新入幕正代はだんだんと知名度も上がってきて、場内の拍手も大きくなってきた。すくい投げで新入幕初勝利。この分では、まだまだ上に行くな。遠藤は右足首にテーピングしており、動きも悪く相当に怪我の程度はひどそうだ。一時期、立合いで当たりを強化して突っ張りを繰り出すなど新境地を開拓しつつあったのが、膝や足首の怪我続きが気の毒な話。身体をメンテして巻き直してほしいが。

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幕内後半戦での勝負審判交代。

審判長の元逆鉾井筒親方は、席の前まで来て座らず下を向いて立ったまま。上から眺めていると、後ろの客が、逆鉾が座らないので、何か気に障ることがあるのかと、座布団近くの荷物など片づけ始めるという珍事あり。しかし実は天皇陛下の入場を待って起立していたのであった。

もともと、井筒審判長は動作がモタモタしているし、挙動不審なところもあり、ずっと下を向いているから、よく分からなかった。貴賓席のほうを向いてくれればよかったのに(笑) しかし「ご起立ください」とアナウンスがなくとも、他の審判委員が起立して貴賓席の方を見ていると、以心伝心で空気を察して観客は全員席から立ち始める。二階席の観客も全員起立した後で、「陛下がご入場になります」との館内放送。この辺りの空気がいかにも日本人の良き部分だよなあ。

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八角理事長の先導で両陛下が貴賓席に。館内は万雷の拍手。全ての方向に丁寧に手をお振りになって挨拶されてから着席。
後半戦は天覧相撲となる。

逸ノ城は相変わらず無策にふわーっと立つ。栃煌山に振られてバッタリ倒れたが、足腰が弱っているのでは。もともと湊親方も現役時代は稽古嫌いだったそうだし、最高位も前頭止まり。素質と勢いだけで関脇まで登った逸ノ城を指導できる実力はそもそも無い。本人は大人しい性格らしいし、自覚というよりも親方の実力のような気がするがなあ。

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稀勢の里ー安美錦には物言いが。後で帰宅してTVで見直すと、稀勢の里の肘が落ちるのも早いが、安美錦の体も飛んで、死んでいるともいえる。まあ、「もういっちょう」で妥当。しかしなんで協議にあんなに長い時間かかったのか。

安美錦が落ちてきて機材が壊れ、ビデオ室からの映像が途絶えたという話だが、そもそも昔はビデオ室からの映像なんてものは無かった。機材の調子が悪くて審議に時間かかるというのも妙な話。余談だが、力士が派手に土俵外に落ちてくる場合、何故か逆鉾のところが多い。変な吸引力があるのだ。しかも臆病だから、自分が逃げるのに必死で勝負を見ていない場合多し。そもそも審判委員には向いてないのでは。

どえらく長い時間首突きあわせて、最後は「同体でした」って。 土俵にセンサが埋めてある訳でなし、本当に同時かなんて誰にも分からない。「同体と見て」というのは、「そうしましょうや」という、審議を早く丸く収める相撲独特の知恵ある「見立て」。なんですぐにそう判断しないのか。大体後の天皇陛下の予定にも影響あったのでは。

NHKの中継を後で録画で見ると放送が押して、弓取り式の後、全員起立で万雷の拍手する中、両陛下が丁寧に、何度も何度も館内のあちこちに手を振って去って行かれる肝心の感動のシーンがひとつも映っていない。全て、埒もない物言い審議に何分も費やしたサカポコのせいだ(笑)

で、その取り直しの一番、稀勢の里ー安美錦だが、オペラグラスで仕切りを見ていて、「安美錦は変化するよ」と思わず声が出た。相撲を見慣れた人ならほぼ全員そう思っただろう。しかしなぜかご本尊の稀勢の里だけはそう思ってなかったふしが(笑)

最後の塩で自分の顔をガンガン殴って気合を入れ、ムフーっと鼻息荒く立合いで頭下げて突進。案の定変化され、目標を失いバタバタと土俵際まで。なんとか残したがのど輪で突き起こされ、腰が砕けて後ろ向きに土俵外に転落という、大関にあるまじき格好悪い負け。ちょっとは頭を使ってほしいもの。稀勢の里ファンというのは大変だな(笑) 落ちてくる稀勢を見て、呼び出しが反応良く、水桶を取って俊敏に避難したのだけは褒めて使わす(笑) 桶の上に力士が落ちたら大怪我だし、水も周りに飛び散って大変なことになるからなあ。

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嘉風は以前の三場所が出来過ぎで、今場所は大負けではというのが私の予想。どうかな。白鵬はちょっと危なかったが、勢にも上位に勝つにはあと一歩足りない微妙な力の差があると感じる。身体が固くてバタバタするし。日馬富士は厳しいのど輪から左上手投げで栃ノ心を投げ捨てて盤石の勝利。

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弓取り式の後、観客全体で拍手して両陛下をお見送り。何度も何度も全ての方向に手を振られた後で両陛下退場。天覧相撲というのは、日本に日本の象徴がおられてよかったという不思議な感慨あり。

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東側から出て駅に向かおうとすると、正門前は交通規制がされている。両陛下のお車が出て行かれるところなのであった。写真には映らなかったが、陛下の車は、手を振る両陛下が夜でも見えるよう、後席の内部が明るく照明されているんだね。勿論、その場を去ったら消すのだろうが、気楽に相撲見に来ているだけの簡単なお仕事ではない。

そうだ、「天皇陛下の全仕事」を読み返そう。



大相撲九州場所も本日千秋楽
先週日曜からアメリカ出張だったので、中日以降をリアルタイムでチェックできなかった。金曜夕方に帰国して、昨日の本場所中継まで間を見つけて録画した中日から13日目までをまとめてチェック。

話題になっていた白鵬の猫だましをようやく観た。横綱の技ではない、品格に欠けると咎める声もあるが、勝った後の本人の得意そうな顔を見て、twitterでアッケラカンと「一度やってみたかった」と書いたのを読むと、まあ確かに、一度はやってみたかったんだろうなあ、と思うしかないのだった(笑)

北の湖理事長が急逝したニュースにはびっくり。大相撲九月場所の九日目だったか、国技館二階を歩いていたら横の会議室の扉が空いて北の湖理事長が出て来た事があった。動作がずいぶんゆっくりで疲れてるように思えたっけ。

現役の相撲協会理事長が、本場所の最中に亡くなるというのは異例だが、身体がボロボロになりながら、最後まで場所に来て理事長としての勤めを果たそうとしていた生真面目さが印象深い。横綱に登り詰め、引退後もずっと相撲界に。理事長になってからは賭博問題や麻薬問題などに翻弄されたが、中学も相撲部屋から通い、相撲の世界しか知らないで生きてきた男が、世間の好き放題の批判にさらされ実にお気の毒でもあった。現役の頃から見ていたが、不世出の大横綱。ご冥福をお祈りしたい。

昨日は14日目をTV観戦。

白鵬土俵入りの時、北の湖理事長の遺体を乗せた車が最後のお別れに福岡国際センター前にやってきた。時代は常に止めどもなく変わって行く。

遠藤は右の膝を怪我しているとアナウンサーが。相撲取りは怪我していてもあまり言わないから外からは分からないが、確かに今場所は呆気無い負けが多い。怪我を治して来年は出直しだ。

幕内でいきなり3人も休場だと、観戦に来た人には残念だろう。といって割は既に印刷済で急に変える訳にもゆかないだろうし。勢は身体がデカいだけで大したことのない力士と思ってたが(失礼)、このところ攻めても守っても腰の備えが万全で急に強くなった印象。下半身を意識して強化したとのことだが、全体に体幹の力が増しているのだろう。

豪栄道は良い時と悪い時の差が大きい。まあ、もともとがそんな鉄火な相撲なんだけれども。カド番で7-7は厳しくなった。膝を怪我している照ノ富士には、今場所の様子からして、立合いから引いたり叩いたりして翻弄すれば容易に勝てると分かってたはずだが、白鵬は自らガップリ四ツに行ったように見えた。白鵬も長いブランクあり、最後に諦めたように見えたのは、やはり体力が落ちているのか。

照ノ富士は自分が優勝した時の日馬富士への恩返しをした形に。しかし白鵬も、日本人相手なら、強烈な張り手かましたりかち上げやるはずで、そうしたら今の照ノ富士には容易に勝てた気もするけどなあ。

ということで、いよいよ大相撲も今日で千秋楽。あっと言う間だ。割を見て幕内注目の取引を事前チェック。

北太樹は勝たないと幕内陥落の危機。なんとしても勝って、亡き北の湖親方に幕内残留を報告したいところ。御嶽海は新入幕勝ち越しを掛けて誉富士と。まだ優勝可能性を残す松鳳山は老獪な曲者、安美錦と。松鳳山は気負っているから頭から突っ込んで行き、バターンと引き落とされて土俵に両手突き涙の負けと予想するが。

豪栄道はカド番脱出を掛けて栃煌山と。栃煌は将来の大関獲りには9勝しておきたいが、気が小さいし子供の頃から知り合いの豪栄に引導渡し大関から引きずり落とすような厳しい相撲が取れるだろうか。呆気無く負けると余計な批判を生むと思う。

単独トップの日馬富士は稀勢の里を倒せば優勝だが、稀勢は自分への期待は裏切るが、余計な時に馬鹿力を出すから意外に侮れない。白鵬は普通なら鶴竜には負けないと思うが、昨日の覇気の無い相撲を見る限りでは何が起こるか判らなくなってきた。今日で今年の本場所もすべて終わり。本日午後はTV桟敷でずっと観戦だ。




大相撲九州場所初日観戦に博多まで弾丸ツアー
日曜日は、大相撲九州場所の初日を観戦に博多日帰り往復という強行軍。今月は出張ばかりで、この週末しか時間が取れなかった。
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朝にANAで羽田出発。しかし点検が長引いたとのことで離陸は遅れたが大した事もなく10分遅れ程度で福岡空港に到着。春の陽気のような暖かさ。雨も降ってない。しかしタクシーの運転手に聞くと夕方から降るとのこと。

福岡国際センターに行く道すがら、運転手と相撲談義。

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タクシー協会作成の、九州場所の相撲場所一覧をくれる。昔はもっと市内に相撲部屋があったのだが最近は郊外に移ったと。稽古場所確保も大変なようだ。

関取のだれそれの彼女が昔はどこにいたとか、やたらに詳しいので尋ねると、運転手は、私は実は昔は羽振りが良く、貴闘力のタニマチだったと言うのでビックリ。今までの人生で相撲のタニマチなんて会ったことないよw 

贈呈した廻しなどの写真は今でも家に残っているとのこと。相撲取りのタニマチになると、喰わせろ、飲ませろ、抱かせろと言ってきて、金がかかってしかたない。あとは本人だけでなく大概は取り巻きも連れてくる。「一緒に行っていいスか?」と聞かれたら断れないから、またとてつもない金が。よほどの金持ちでないと、タニマチやると身代潰すよとのことであった。それで実際に潰したのかどうかは聞き漏らしたが、昔タニマチ、今やタクシーの運転手とは。人生何が起こるか分からんですな。まあ普通に場所見に行って見物する程度が人生中庸の幸せなり。相撲取りに奢ろうなんて思ったら大変な事になる。

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福岡国際センターは比較的小さな箱。まだ11時前で席はガラガラ。九州の人はあんまり早くから来ないのかね。

モギリの親方に「席分かる?」と言われて「分からない」と答えると、後ろのお茶子さんが案内してくれる。しかし名古屋場所のように飲み物や食事の注文まで取ることはない。パンフレット如何ですかというので、チップ代わりに購入してお釣りも差し上げた。

三段目や幕下の時には静かだから女性の声がよく響くのだが。国技館よりも相撲女子は若干少ない印象。

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ネットで取ったのは枡A二人席。隣は一人席だがこれは普通の席ではなく車いす席の介添者用のようだ。

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取り敢えず売店で幕の内弁当購入して腹ごしらえ。有明の海苔佃煮や明太子など九州風味のおかずが入った弁当でなかなか結構である。

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東京から移動した天皇賜杯などが入り口に。これを手にするのはいったい誰か。

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名古屋場所同様に、体育館に鉄パイプで座席を組み上げてある。周回する通路は力士も観客も共用で、地方場所らしく力士と観客の距離が近い。

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取組前に場所入する大露羅に出くわしたがさすがに大きい。初日は白星。

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阿炎の四股は脚が見事に上がって綺麗なもんだ。足腰も良いと思うが、身体をもう少し大きくしないとなかなか勝ちには結びつかない。

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初日の協会ご挨拶は先場所に引き続き、八角親方が北の湖理事長に代わって務める。理事長の体調は心配ですな。

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三横綱の土俵入りが揃うと実に豪華なもんだ。やはり上位が揃っていると土俵が華やかになる。

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鶴竜の優勝旗返還の後、満員御礼の垂れ幕が。これで80日連続の満員御礼。二日目の座席が売れ残ってたので、月曜は危ないと思ってたが、やはり次の日に途絶えてしまった。

さすがに幕内の土俵が始まる頃には館内はかなり混んできた。国技館のようなどすこいFM放送が無いのが寂しいな。

御嶽海は快勝。大学力士がザンバラ頭で活躍するというと、最近では遠藤だが、昔は今の高砂親方、朝潮太郎が近畿大学出て長岡として土俵に上がった時もそうだった。たまに出てくるよねえ。どこまで勢いが続くか期待。

遠藤は相撲には勝っていたのだが、しかし勝負に負けたら負けは負け。怪我は治ってきたが、なかなか星に結びつかない。栃煌山は右足ふくらはぎのテーピングが気になったが、呆気なく前に落ちた。幸先悪い発進。

日馬富士ー妙義龍は予想した通り実にスピード感に溢れた厳しい攻防。しかしやはり日馬富士の方が単純に言って強いということなんだなあ。照ノ富士ー逸ノ城は最初だけ逸が攻め立てたが、上手を切る技量が照ノ富士にはあるが逸ノ城には無い。逆に逸ノ城は自分の上手を切られた瞬間に、ダハっと力と集中力が抜けた気配。白鵬が前に怒ったのもあれだろう。

栃ノ心は馬力で攻め立てたが、技術では白鵬の敵ではない。嘉風が先場所の殊勲を再現したのは驚き。身体が良く動いていた。鶴竜は強く当たって突き放しに行ったが、引いて墓穴を掘る。しかし嘉風の33歳にしてこの活躍は驚き。花にも狂い咲きがあるが力士にもある。年取って横綱になった琴桜の故事もあるからなあ。

九州場所の座布団は上の写真にもある通り、二枚が接続されているので、波乱が起こっても観客は投げられないのであった。

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福岡国際センターは割と不便な場所にあり、打ち出しで外に出るとあいにくの雨。タクシーは交通規制で打ち出し後30分は付近で拾えない。臨時バスが出てるというので天神行きの列に並ぶ。後で考えると博多駅行きが正解だったが、そんなものこっちは分からんじゃないか!<逆ギレw

もっとも余裕みてフライト予約してあるので、別に遠回りでも余裕綽々である。傘無いので雨だけが余計だが。しかし列の後ろにはアメリカ人女子2名がおり、「雨に濡れるってロマンチックよねえ」、「そうそう!」と延々と喋っている。アメリカ人のポジティブ・シンキングには何時もながら感心するよなあw

空港のラウンジでiPhoneかざすとエラーに。? 係員が寄ってきて、此方はJALのラウンジでございますと。しかし親切な係員で、扉の外に一緒に出てきて、全日空さんのラウンジは彼処ですと教えてくれる。素晴らしい! スター・アライアンスからワン・ワールドに宗旨変えするかw

ということで、羽田に着いたらもう10時過ぎ。タクシーで帰宅。実に慌ただしい九州場所弾丸ツアーだった。

大相撲九月場所十日目を観た。
昨日の22日は、大相撲九月場所十日目を観戦に、性懲りもなくまたまた国技館にやってきた。まあ今場所の国技館観戦はこれで終わりなんだけど。

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本日取ったのは、1階の枡席B。12列目であるが、距離的にいうと、二階椅子席の二列目までのほうが近いだろう。枡席というのもそれぞれの居住地域が密集しており、近くに騒々しい連中や傍若無人な団体がいると悲惨なことに。そして通路に近いので、時間一杯いよいよ立合いという時に、フラーっと前を横切って行く者がいるんだね。土俵で相撲取ってる間くらい我慢できないかと思うけれども、まあ世の中色んな人がいる。

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西側花道ではない通路側。斜めに走る通路との半端な矩形のスペースを、一人席とか三人席と称して販売する相撲協会には知恵者がいる。この一人席はスペースが随分とあるほうで、一列後ろの一人席は、横の四人マスにおまけでつけてもよいのではと思うほどの狭さ。あそこでずっと座るのも拷問だ。こればかりは予約の時の運だが、お気の毒に。

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まず、二階の食事処「雷電」で腹ごしらえ。しじみエスプレッソとキャベツ塩昆布合えで一杯やって、「秋のちゃんこ定食」など。のんびりと美味かった。レジの着物美人は相変わらず愛想よろしい。また来ないと。とはいえ来年の初場所だ。

昨日は、二階をブラブラしていると、北の湖理事長が取り巻きを連れていきなり扉から出て来てびっくりしたが、本日確認するとその扉には「会議室」と表示がある。あんなにお客がゾロゾロと歩くところに会議室があるなんて(笑)

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最近の幕内土俵入りは、大型力士が多いからか土俵がまさに満員に。200キロ力士がどちらに偏るかにもよるが、9日目は碧山が後ろに続く力士の人数を気にしながら俵から一日下がってスペースを作っていた。枡席で観ると前の席の観客の挙動によって見えない時がやはりあるよねえ。

観戦途中で警備の親方連が急にゾロゾロと通路をこちらのほうに。元琴欧州も元旭天鵬も固い表情で。担架を持っていた親方もいた。後ろの通路を通って大分向こう正面寄りに行ってたが、枡席のお客さんで気分悪くなって救急車でも呼んだ人がいたのでは。相撲の親方も国技館であれこれ仕事あるから大変だ。

琴勇輝はホーとやって相手を土俵際に押し込むまでの馬力はある。しかしそこで急にガス欠になり、引いたり叩かれたりドタバタして負ける例が多い。辛抱できないのか本当に力があれ以上出ないのか。珍しい相撲取りだ。ホー止めて力を貯めたら後一押し分くらい力が出るのでは(笑)

大砂嵐は隠岐の海を豪快に押し倒し。

のど輪から相手を押し倒すというのは、昔、輪島が引退後にプロレス入りした際、様式化した相撲技として使ってた気がするが、本当に本場所の土俵でやる奴がいるとは(笑) 力士仲間から、大砂は無茶苦茶やると言われている理由が分かる。

栃煌山は得意の差し身で宝富士に両差し。前傾姿勢を維持して寄る。そうなると身体の固い宝富士はオットットと後ろに。玉鷲は突き押しで照ノ富士を前半翻弄して館内を大いに沸かせたが、廻しを取られるともう万事窮す。豪栄道は魁聖にまったく良いところなく下がりに下がって土俵を割る。肩の怪我が相当悪いのか。四勝六敗ですよ。

琴奨菊は素晴らしい馬力で、稀勢の里を一気に押し切る。先場所ヨレヨレになって千秋楽でようやく勝ち越した琴奨菊とは別人のよう。稀勢の里は三敗目で優勝争いからはほぼ脱落だろう。しかし、自らに優勝の目がなくなっても、「本場所クラッシャー」だけに、余計な処で、勢、鶴竜、照ノ富士に勝って土俵の興を削ぐことはあると思うけれども。

鶴竜は接近して内から内から攻める差し身の良い妙義龍に手を焼いて、思わず叩いたのが敗着。座布団は飛んでいたが、あまり勢いなかったのが、鶴竜の現状を現していたようで、なんだか寂しい。

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これにて打ち出し。名残惜しいが太鼓の音に送られて国技館を出る。今日からはTV桟敷で観戦。まあ、TVではスローモーションあるし、スペースは広い、何を飲み食いしようと自由。TV桟敷のほうが実は便利なんだけどねえ(笑)

本日の割では、大砂嵐ー妙義龍なども好一番。照ノ富士に琴奨菊。まさか琴奨が勝たないとは思うけれども、最近元気ではある。鶴竜ー栃煌山も栃煌が緊張せずにただぶつかって差して行けばチャンスはあるのでは。もっともそうなると優勝争いの興は一層削がれるのだが。


大相撲九月場所九日目観戦
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月曜日は大相撲九月場所九日目を観戦に国技館まで。

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座席は二階椅子席二列目。前のほうで実に観やすいが、前の席の観客が「手すり寄りかかりー」だと頭で土俵が見えずに大変な事に。ただこの日は大丈夫だった。

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お昼は二階のお食事処「雷電」で一杯。 「しじみエスプレッソ」は肝臓に染み渡る。ニンニクの効いた力士味噌を鍋に溶くと実に旨いのだった。勘定の際、愛想のよいレジの着物の女性が「今場所は初めてですよね」と笑顔で。素晴らしいマーケティング能力に感心した。

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春日山部屋後援会が序二段、三段目の取組から大応援を。

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最重量力士はさすがに大きいが三段目。体重だけが強さじゃないんだなあ。館内をウロウロしていると北の湖理事長に出くわした。随分痩せた感じだなあ。

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幕内土俵入りの後は、鶴竜が毎日一人で務める横綱土俵入り。一人横綱というのは他人には計り知れない重圧があるだろうな。その点、大関の照ノ富士は大関仲間がバタバタ負けるので気楽に一人無人の野を行くが如き気楽な旅路。今場所は優勝するのでは。

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本日も満員御礼。十両土俵入り前にNHKラジオ放送で千代丸の休場を知る。来場所は幕下ギリギリまで落ちるのでは。残念だなあ。

嘉風は素晴らしい。今場所勝ち越したら三賞受賞で三役に返り咲きするだろう。しかしもう33歳で、これから大関昇進はちょっと考えづらいのだが。

栃煌山は4敗目。大砂嵐は腕力に任せたバチバチ相撲があり、そのフルコンタクトを嫌がって頭を下げて前に出たので自滅した感あり。真面目だけど気持ちが弱い気がする。豪栄道は、琴奨菊の馬力ある寄りに為す術もなく土俵を割って黒星先行。今場所の琴奨菊は強いが、豪栄道はただ脆かった。

稀勢の里はなあ。隠岐の海に相手を一蹴する厳しさは無いが大型なので懐は深い。性急な寄りはちょっとまずかった。稀勢の里は、そろそろもう一敗するんじゃないかと思ってたら予想通りに期待を裏切る。

照ノ富士は、右の差し手の返しが素晴らしく、直ぐに両差しになって腰の重い逸ノ城を一蹴。横綱の責任は無いが既に横綱の如き風格。今場所優勝して、11月の九州でもしも白鵬が連続休場したら、ニ場所連続で優勝して来年の初場所には横綱の座に座っている予感がするね。日馬富士は引退するのではないか。鶴竜は低い体勢で当たり貫禄勝ち。宝富士は身体が固く、押されると耐え切れず、オットットと真っ直ぐ後ろに下がる悪い癖が出た。

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打ち出しで国技館出ると、もう日は暮れている。初日から比べるとどんどん日が短く。秋場所だなあ。


大相撲九月場所中日観戦。
大相撲九月場所中日、国技館椅子席を取ってたので観戦にやって来た。ただ別件とダブル・ブッキングあり、4時過ぎには会場を出ないといけない。まあ、幕内の相撲はTVでも観戦できるし、国技館でのんびり観戦する楽しみは、途中まででもちゃんと味わえるのだけど。

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若干風邪気味だったので、力つけるかとガッツリ肉系満載の「鶴竜弁当」を。 トンカツ、サイコロステーキ、唐揚げ、ソーセージと肉満載。本物の鶴竜もこんなガッツリ肉系で頑張って欲しいもんだが。

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横綱大関の名前を冠した相撲弁当も国技館名物なのだが、結構早めに売り切れる。今回、十両土俵入りの後でチェックすると、売切は、鶴竜、照ノ富士、稀勢の里の3つだけ。やはり、休場してたり成績が振るわない力士の弁当は売れ行き悪いのだなあ。個人的には「日馬富士弁当」が一番好きだけどw

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本日も満員御礼。これ以降は、入り待ちした力士の写真を。

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横綱土俵入りも一人だけ。常に結びの一番というのも緊張するだろうな。しかし頑張って欲しいもんだが、鶴竜。

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電光掲示板はLEDに、決まり手も表示できるようになったのだとか。


大相撲九月場所初日を観戦。写真日記。
大相撲九月場所初日。両国国技館で観戦。なかなか繋がらないネットのチケット大相撲で椅子席を確保したのだった。

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本日の自由席も売切で前売りも全て完売の満員札止め。相撲人気の復活は本当だ。大盛況で結構な話。しかし、二階椅子席を見渡すに、幕内最後のほうの取組でも結構空きがある。「満員御礼」は7~8割客席が埋まれば出るそうであるが、茶屋や後援会、相撲部屋や旅行会社などに事前にバルクで売って、実際には末端まで売れておらず入場してない席が結構あるのではないか。

キャンセル不能でお金は貰ってるから、相撲協会は別に入場してもらわなくても損しないのだろう。ただ、もしもそんな売れ残りがあるのなら、最後まで相撲協会が払い戻し、ネットで一般に再売出すればよいと思うがなあ。歌舞伎座の「戻り」と同様に。協会は何一つ得しないが一般の相撲ファンの為にはなると思うが。まあ相撲チケットの仕組みはよく分からん。

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席についてまずやれやれとプシュー(笑) 弁当は本日から新発売、「大関照ノ富士弁当」を。正面入口左では、3000円以上する「なだ万特製相撲弁当」なるものも販売されているのだが11時前に売切。ただ写真見るに、デパ地下で売ってる普通の「なだ万」弁当なんだけど。

「照ノ富士弁当」は牛タン、春巻き、鳥からあげと、ゆで卵、ポテトなど。ただ冷えた牛タンはあんまり弁当には向かないか。他の弁当も肉系で、焼き肉やらトンカツ、ソーセージなどガッツリ系満載なので、他にあまり選択が無いのかも。国技館に来ると、いくら食べてもよい気がするのが怖いところ。

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先場所十両優勝、御嶽海の場所入りを見ていると、後ろで大歓声が。先場所で引退して大島親方になった元旭天鵬がたまたま建物から外に顔を出しファンに囲まれていたのだった。笑顔で握手に応じて大変愛想よい。もともと明るい性格の力士だったからねえ。

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当然ながら満員御礼が出る。

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初日の協会ご挨拶は、北の湖理事長体調不良のため、八角親方が代読。理事長は場所には来ているようだが体調大丈夫かね。

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幕内土俵入りの後、横綱土俵入り。まさかこの時は、後で白鵬が負けるとは思わなかったが。

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結びの一番、白鵬ー隠岐の海戦にかかった懸賞は49本(後のニュースで50本と言ってたが、ラジオで聞いてたNHK解説では49本と聞いたがなあ)。これは、白鵬に一度も勝ったことのない隠岐の海が勝つと思った訳ではなく、初日のご祝儀だと思うのだが、なんと隠岐の海はけれんなく、巻き替えながら前に前に出て白鵬を圧倒。まさに衝撃の勝利。あんなに座布団が舞ったのも久しぶりでは。この時点では、翌日にまた白鵬が負け、休場するとは知る由もなかったが。

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打ち出し後、国技館を出ると、高い秋の空が茜に染まる。日ごとに日没が早くなり、千秋楽の頃にはもっと暗くなっているのでは。秋場所ならではの季節の移り変わりだ。

大相撲九月場所の前売り券争奪
お盆休み初日はまず、朝の10時から「チケット大相撲」にアクセスして、9月場所の前売り券の争奪戦から始まる。

しかしアクセスがとんでもなく集中しており、なかなか予約ページが開かない。稀な偶然で次のページに行ける場合もあるのだが、そこで日付を指定すると再びエラーが出る。

予約開始後15分以上経ち、一人枡席を指定してなんとか日付指定まで辿り着いた時には、もうA席は全て埋まっていた。取り敢えずB席を一席ゲット。しかし再び戻ると、もうB席にも空きは無し。凄いなあ。平日の4人枡席ならある程度余裕あるようなのだが。

二階の椅子A席はまだまだ余裕ある。なかなかアクセスできなかっただけに、空いてると嬉しくなってつい余計に椅子席も購入(笑)

コンビニの端末でも予約できるというのだが、コンビニに出向いて相撲好きの先客が席取りに長々と操作していたらもうおしまい。電話予約のほうがよいのかねえ。難しいところ。

この所の相撲人気で前売りが争奪戦なのは分かるが、相撲の場合はまだ相撲茶屋が押さえている枡席も多く、相撲部屋も権利を持ってるようだ。溜席などは「維持員制度」等があり、結構自由な流通量が少ないように思える。

歌舞伎も、昔は相撲同様に歌舞伎茶屋が入場券を仕切ってたらしいが、この制度はとうに廃れ、最近はネットでも前売りが買えるし、後援会割り当てについても「戻り」と称して、売れなかった場合は一般販売に再び出てくる。

国技館に行くと、満員札止め(入場券全て売切れ)かつ「満員御礼」でも、よく見ると本当の満員ではない。販売してはいるが来ない「死に席」が結構あるのでは。歌舞伎座のほうが、客の実入場率は明らかに高いように思えるのだが、もうちょっと入場券の売り方を改革してくれないかね。


大相撲名古屋場所七日目を観戦に遠征
チケット大相撲で大相撲名古屋場所七日目の一人枡席なるものを取ってたので、金曜の仕事を終えてから新幹線で名古屋に移動。しかし「のぞみ」指定席は全て満席。出張族や単身赴任が多いと見受けたが、名古屋に相撲観に行く客はあんまりいないかな。

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取ったのは駅前のビジネスホテル。雨模様なので、太閤口から地下街エスカを通って移動するのだが、壁の案内図を見てしばし方向を見失う。おかしいなあと思ってよくよく見たらこの地図は上が南になっている。名古屋人のやる事は訳が分からんなあw

翌朝は10時前にチェックアウトして地下鉄で愛知県体育館まで。先週も通った道なので、問題ないが、名古屋というのはやはり地下街が入り組んで動線がよく分からない街なのであった。

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台風の影響で、幟は全て外されているのが寂しいところ。

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升席の12列目からは土俵がこんな風に見える。両国よりも土俵が近く感じる会場。入場するとお茶子さんが席まで案内してくれる。階段前の入り口では、「ここから力士の方達が入場するんですよ」と教えてくれる。なんでも数年前までは裏から入っていたのだが、ちょっと前に正面を通って横綱大関も入場することに変更したのだとか。

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前回同様、まず到着を祝してプシューっとw 取組表で本日の取組を検討。

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もう弁当は来ているというので、お酒、酎ハイ、弁当、焼き鳥と一気に注文。のんびりと飲みつつ食事を。弁当は前回も注文したがなかなか旨い。御飯にも酒の肴にもなる味付け。焼き鳥は国技館のほうが一日の長がある。

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愛知県体育館の力士入場進路にはプランタが置かれ、観客が我勝ちに前に出て力士の進路を妨害しないようになっている。なかなか良い工夫。ただ、ここを踏み越えるおばちゃんもいる。そういうおばちゃんはどこにでもいる.。そういうもんだと思うしかない。

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名古屋での場所入りは、力士が大変近くを通るのと、横綱大関も観客の前を通るのが特長。結構なファンサービスである。ただ、この日は台風後でまだ空が曇ってたからよかったが、日影の無い場所なのでカンカン照りの時は熱中症で倒れる人が出るのではと心配だw

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観戦していると、隣の陽気な妙齢美人の相撲女子が「誰を応援してるんですか?」と聞いてきたので、あれこれ相撲談義しながら観戦して実に面白かった。彼女は嘉風と誉富士が好きだと言うのだが、真面目に稽古して努力している力士が好きだという実に渋い選択。所属部屋や力士の名前など実に相撲の知識があり、偉いもんだと感心。

旭天鵬は雑に出たというより、大型だから里山みたいなちょこまか動くのは苦手なのだろう。十両陥落したら引退を公言しているのだが、これで1勝6敗。5敗目の時に「相撲の取り方忘れた」と冗談をかましていたが、本当に忘れてるんじゃないか。頑張ってもらいたいが。

逸ノ城は小さな部屋で関取は自分だけで稽古相手がいない。湊親方も現役時代は稽古嫌いだったそうだが、稽古不足の太り過ぎは明らか。臨席の相撲女子が冗談で言うには、日馬富士もそろそろ引退なので伊勢ヶ浜部屋の外国人枠が1名空く、照ノ富士も伊勢ヶ浜に移籍してから力をつけたので、伊勢ヶ浜に移籍したら伸びるのではと。

そうだなあ、確かに伸びるだろうけど、大相撲では自分の意志で部屋の移籍は不可能。湊親方が倒れて部屋が潰れたら別だが。でも湊親方の奥さんは医者だし健康管理はしっかりしてるか ←なんて事言うんだオイ(笑)

稀勢の里は大型の碧山相手に廻しを取らずに絞るだけで慌てて出たのが、体勢を振られて逆転された原因か。本日隣席の相撲女子によると、碧山は日本人上位にだけ強く、モンゴル勢にはからっきしだとか。確かにそんな気がする。勉強になるなあ(笑)

豪栄道が照ノ富士に右を差して鋭く寄り、体勢を崩して切り返しでひっくり返した時は場内が大歓声。よくやった! 凄い!と思ったけど、よく考えてみると、本当は先輩大関が後輩大関を破っただけの事なんだなあ。まあ、それだけ最近の照ノ富士が強かったという事でもある。

カド番琴奨菊は高安の変化にバッタリ。黒星先行。結婚するというのに大関陥落では洒落にならんな。しかし高安の変化はガッカリ。たとえ怪我してようが真っ向から愚直に行く力士で、今まであんな相撲は見た事なかったが。隣の相撲女子も、「誰があんな余計な事を高安に教えたんですかね」と憤慨。膝が悪い琴奨菊を叩いたら倒れるのは分かっている。自分の将来を考えたらやったらいけないんだ。あるいは自分の膝も相当悪いのか。しかし場内の歓声も少なく、多分、本人にも砂を噛むような勝利だったのでは。

白鵬は勢相手では上手取ったら万全。鶴竜も盤石の相撲で全勝を守ったのだった。

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本日も満員御礼であった。

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やたらに打ち出しの太鼓の音が大きいなと思ったら、二階の外で叩いていたのであった。風もあったから櫓は使わなかったのかな。

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打ち出し後に、慌てて地下鉄で名古屋まで。高島屋地下で前回は見つからなかった鰻まぶし弁当を購入。15分早いのぞみに変更して、薬味を全部投入して食事中。江戸の鰻とは違う、蒸さない地焼のパリパリした皮目の美味さ。だから薬味と合う。江戸前のふんわりと蒸した鰻は、海苔やネギとは合わないかもねえ。

結構な弾丸ツアーで疲れたが、名古屋場所もなかなか面白い。東京から1時間40分だし、チケットが取れればまた来年も来たいもんである。

本日は、中日をTV観戦。鶴竜、白鵬は与し易い相手で盤石だとは思うが。


大相撲名古屋場所初日を観戦に遠征
先週末は日曜から始まる大相撲名古屋場所初日のチケットを取ったので、名古屋遠征。名古屋は仕事で行った事はあるがプライベートで訪問するのは実は初めて。土曜日に前乗り。

午前中の「のぞみ」で一路名古屋へ。1時間40分だから近いと言えば実に近い。

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出発前に大丸東京駅地下で弁当をチェック。叙々苑特選ロース弁当なるものを購入。車中で食する。。薄切りの大きなロース肉が入っている。サシがビッシリ入った上質の霜降り肉だが、もう脂が濃すぎてたくさんは要らない。二枚ご飯の上に乗ってるのだが、一枚の半分くらいでよいや。若い時は幾らでも肉は食せた気がするけれども。

到着した名古屋駅は、増築に増築を重ねたからだろうが、案内表示もお粗末で、しかもやたらに大勢人が歩いているから、ホテルに到着するまでも大変にストレスフル。いったん荷物をフロントに預けてタクシーで名古屋城まで。

そういえば名古屋城も有名な観光地であるからして、普通入場すると「順路」という「→」等があるのが普通で、それに従ったら大体おおまかな処は回れるもんだが、切符買って入ると、どちらに行ってよいやらサッパリ分からない。名古屋人だけは分かっているが、余所者には不親切な土地柄だという気がしてきた(笑)

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お城そのものは、ちょっと前に姫路城を見たからか、案外に大したことないなというのが正直な感想。尾張名古屋は本当にこれで持ってるのか(笑) 近づかないとその偉容が見えないのもちょっとねえ。もっとも本丸は戦災で昭和20年に焼け落ちており、コンクリートで再建したというから、そこはお気の毒な話だが。

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名古屋場所会場の愛知県立体育館では、もう櫓も立ち幟もはためいて翌日初日を迎える準備は万端のようだ。

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一旦ホテルに戻って一休みして、折角の名古屋だから櫃まぶしでも食そうかと駅近くを探したが、どの店も大混雑で行列している。まさか名古屋人が毎日櫃まぶし食するとも思えないから、仙台の牛タンのようなもので、旅行者が殺到しているのだろうか。まあ鰻は東京も本場。別にどうしても名古屋で食うべきものでもなかろうと諦めて、味噌煮込みうどんを食することに。実は懐疑的だったのだが、旨味の濃い出汁に歯ごたえあるうどん。予想に反して美味かった。

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翌日はホテルを10時にチェックアウト。荷物を駅のコインロッカーに置いて地下鉄で会場まで。「市役所」という駅の前にあるからにはこの建物が市役所かと思うが、このセンスは、どうもちょっと疑問だよねえ(笑)

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相撲茶屋経由ではなくネットで取ったチケットなのだが、入場するともぎりの親方がチケットをチェックして、後ろに控えたお茶子さんが席まで案内してくれる。どこから来られましたかなど、雑談しながら。席につくと、お弁当や飲み物は如何ですかと。せっかくだから弁当とお酒を注文。持って来てくれて席で精算なんだとか。

愛知県体育館は割と小さな箱で土俵は近い。お茶子さんも売店の売り子さんも皆愛想よく気が回る。名古屋の印象が大分アップしたなあ(笑)

取ったのは、ゆったり一人枡席。ただ通路脇なので、いざ立合いという時に客がゾロゾロ入ってきたりするのがちょっとねえ。まあこればかりは仕方ない。

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お茶子さんが持ってきてくれた弁当は、なかなか豪華。海老ふりゃあもキチンと入っている。鶏唐揚げも焼売もあって、国技館売店の横綱大関弁当よりも美味いな。

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大相撲名古屋場所の場所入りは、力士との距離も近く、なかなか人気で通路両脇に人垣ができていたが、日影になるのはごく一部でほとんど炎天下。暑いので私自身は外には出なかったが、あれでは熱中症で倒れる人がいるのではと心配だ。館内のちゃんこ屋台にも長蛇の列。

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この日も先場所から連続の満員御礼が出る。

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遠藤は先場所よりもずっと前に出る力が復活した。左ひざも大分回復したのでは。結構な話である。

琴奨菊は左膝相当悪いのでは。足が全く出ない。折角結婚したのに、カド番を脱出できず関脇陥落ではちょっとなあ。豪栄道も両肩が相当悪いと思うが、それでも無理に巻き替えしようとすると腰が砕ける。悪い方へ悪い方へ流れがいってる気がする。

照ノ富士は碧山に突かれた時に右足が滑って若干ヒヤっとしたが足腰はしっかりしている。右上手を掴んだらもう盤石だ。

鶴竜は気迫で逸ノ城を上回った。張り差しから体勢を変えて突くと、あれよあれよと後退。逸ノ城もあまり身体が動いていない。やはり稽古不足で太り過ぎなのでは。

宝富士がもちゃもちゃした突き押しで白鵬を追い詰めたのは、オオっと思ったが、本当はあそこで更に頭を下げて、白鵬が土俵割るまであと二三発突かないと。自分から廻しを欲しがってしまったのが敗着。白鵬は棒立ちに見えたが、宝富士も真っ向から白鵬を寄り切る力はない。白鵬は組み止めて「よしこれで負けない、ゆっくり料理しよう」と思ったはず。その通りになった。白鵬はあまりバタバタしていない。今場所は先場所よりもやるのではないか。

打ち出し後、すぐに名古屋駅に向かい、のぞみで帰京。

今朝は時間があったので名古屋場所初日のビデオを再度チェック。日馬富士と妙義龍は、確かに妙義龍の身体が飛んでから裏返って「死に体」になったほうが日馬富士が肘を着くよりも早かった。しかし現場で観ているとVTRが無いのでそこまでは分からない。場内はざわついてたし、あれはもっと早めに物言いつけるのが親切。

審判長の逆鉾は、何であんなに明らかな勝負をと不満があったのか、逆ギレしてふてくされて説明していたが、興業なのであるからお客さんに疑問が残らないよう説明するのが仕事。タニマチに食わせてもらってるのではない。誰のおかげで飯が食えてるのか、もう少し真剣に考える必要があると思うな。

そして、ふんぞり返って館内放送したものの、「妙義龍の体が先に落ちており」と明らかに間違った説明をしたのも実にお粗末。「死に体になるのが日馬富士が落ちるよりも早かった」のだ。あれではちょっと審判長としてお話にならない出来。更迭したらどうか(笑)

大相撲五月場所、中日に国技館へ
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先週の日曜日は、大相撲五月場所中日を観戦に国技館に。タクシー乗ったら向かいに着いた。ここから国技館見るのは初めてだ。席は向正面の二階椅子A席。東や西よりも、最初の立合いと直後の攻防はよく分かる。

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昼間から缶チューハイ飲んで日馬富士弁当を食する。

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今回導入した新兵器(笑)はニコンのオペラグラス6倍。歌舞伎では4倍、国技館椅子席では10倍を使ってたのだが、10倍だと若干倍率が高すぎて流れの中で土俵全体を俯瞰できない。やはり6倍くらいがよいようだ。

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三段目取組の後半に新序出世披露が。番付外にて取り置かせたる力士の内成績優秀者を来場所から序の口に番付する披露式。メディアで話題のカナダ人力士も。相撲の所作にまだ慣れてないのか一人だけ動作が遅れていた印象。カナダ人力士というと、昔、大型力士の琴天太がいたが、右腕に刺青あるような与太者。体格だけはあったからある程度まで上に行ったものの成功しなかった。この若者はどうか。先進国から来るとダメな気がするが。

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iPodでNHKのFM放送聞いていたら、大砂嵐の休場を知る。前日に厳しい突き落としを食っていたが、肩の骨折だとか。身体が硬くて相撲が荒いから怪我するという面もあるけども、大怪我でなければよいのだが。

当日の割は既に組まれており、相手の白鵬戦で休場のアナウンスがあると、観客席から大きなどよめきが。早い時間から場所入りしてラジオ等聞いてないと分からない。館内掲示板の休場力士にもまだ掲載されてなかったからなあ。

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この日も満員御礼。

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幕内土俵入り。

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館内でタンク担いだ女子売り子から角ハイボールを一杯。

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日馬富士vs逸ノ城の懸賞は土俵を二巡して凄かった。逸ノ城は左肩がだいぶ悪いのでは。ただ、立会いに注文つける以外に相撲に進歩が無いのは、部屋の小ささも含め、指導する親方の器かもしれない。現役時は三役経験すら無いからなあ。照ノ富士が関取の多い部屋に移籍してから切磋琢磨して実力をつけてきたのを見ると、湊部屋では将来性ある大器を成長させないまま腐らせてしまう気がするが。

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館内の「相撲ガチャ」では遠藤のランプが出た。 怪我で連日の相撲は痛々しいが頑張れ!

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この日は、一応礼儀なので弓取り式まで見てからタクシーで東京駅へ。月曜の朝から大阪で会議なので、そのための前泊。なんだか慌ただしい日曜だった。

大相撲五月場所、初日に国技館へ
先週の日曜は大相撲五月場所初日を観戦に国技館まで。

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贔屓筋からの幟が立って、櫓には板番付が掲げられ、櫓の下には本日の取組が。昼前に入ったが、本日も札止め。

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豊真将の引退相撲ポスターが。ただチケット大相撲で調べると、随分と人気でもう椅子席しか残っていないようですな。

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永谷園は照ノ富士ともCM契約したそうで、遠藤から乗り換えるのかもしれないが、今のところはまだ前の広告は出ているし、遠藤にお茶漬け海苔の懸賞も掛けられているようだ。

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取ったのは東の椅子A席。国技館の東西というのは実際の地図上の方位とは一致してないのだが、貴賓席のある「正面」は、土俵の東西からいうと北側。「天子は南面する」という中国の故事と同じ配置になってるのですな。

前列だったのでそれなりに土俵は近く見えるし西方力士の立合いは真正面で見えるのだが、やはり正面や向こう正面から見るほうが序盤の攻防は良く分かる。

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二階の食堂「雷電」で「ちゃんこ定食」で腹ごしらえ。店員の愛想は実によいのだが、以前よりもどんどん具が貧相になってる気がするんですけど(笑)

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お昼頃の一階席はまだ閑散としている。照明も若干暗い。しかしまだ若いこれからの力士や、怪我で上から落ちてきた力士が懸命に取る土俵はなかなか見ていて飽きない。呼び出しの声というのも、一種の唄いなので音感が必要。若手でも巧拙がよく分かる。

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現役相撲取りで最重量という、ロシア出身、北の湖部屋の大露羅。275キロ。 重ければ強いのならとっくに横綱だが、しかし番付は三段目な訳で、相撲は体重だけではないという好例。しかし太っている。

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力士が土俵に上がる際のアナウンスは、西方の力士が入ってくる花道脇の席に放送席がしつらえてあって、そこから場内アナウンスしているんですな。

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1時を過ぎると、国技館南口からは関取衆が次々と場所入り。遠藤は、前回観戦に来た初場所では、十両土俵入りが始まる直前くらいに、かなり遅く場所入りしてたが、番付も下がったからか、五月場所初日の今日は割と早い場所入り。大歓声に迎えられたがイマイチ精彩無い表情。そして本日は負け。膝の怪我はかなりひどそうな印象。

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最近、国技館南口で力士の入り待ちする観客がマナーを知らず、われがちに前に出るので力士の通る場所が狭くなっている。昨日の勢はそれにうんざりしたか、途中で進路変更して建物寄りを歩いて行った。整理員を配置すればよいと思うが。

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初日は役力士全員を従えて北の湖理事長の協会ご挨拶。

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東西の幕内力士土俵入り。壮観ですな。

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横綱白鵬土俵入り。

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賜杯と優勝旗返還式の後は、東京場所だけで行われる優勝額除幕式。二場所ごとだが今回はどちらも白鵬。過去六回も全て白鵬だ。その前というと鶴竜。もう遠い昔に思えるな(笑)

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遠藤の四股はいつもながら美しく足が高く上がる。これだけ見ると膝が悪いとは思えないが、相撲を見ると到底戦える状態ではないように思えた。

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琴奨菊が制限時間一杯の仕切り前、いつも見せる反っくり返る仕草だが、横から見るとこんなに反っているのだった。凄いね。

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白鵬、逸ノ城戦は、力士が見えなくなるほどの懸賞が土俵を巡る。

立合いは合わない。逸ノ城が明らかに故意につっかけたように思えたが、横綱として立てないかと言われると微妙。しかし白鵬は横綱の品格を気にして「悪いな」という仕草。日本人力士が相手なら、次に立った時には強烈な張り手が来たはずだと思うが(笑)

東の二階席から見てたので、単に引き落としだと思ったが、場内の決まり手は突き落とし。帰宅して録画で見るともっと複雑で右からの小手投げに近い。右相四つだから白鵬も、まさか逸ノ城がいきなり右下手を抜いて身体を開くとは思って無かったんだろう。計算だとしたらお見事。

右四つの逸ノ城は左上手を欲しがって普通左に動く。右の差し手を抜き、右に動いて小手に振る動作は大変素早かったが、ひょっとするとあれは練習してたのでは。逸ノ城は、土俵に上がる表情は茫洋としているが、よく立合いでも注文つけるし、案外あれこれ策略を巡らせているのかも。

白鵬は初日黒星スタートとはいえ、残りの横綱大関にはこの一敗のハンディでもまったく十分ではなく、まだまだ優勝最有力候補は白鵬だろう。しかし今日の国技館、座布団は実に綺麗に舞ってたなあ(笑)

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今場所初日も満員御礼。白鵬が負けてどよめいた観客も、弓取り式が終われば三々五々に帰路へと。テンテケテン、早く帰れと打ち出しの太鼓が。日が長くなった。五月場所らしい、実に爽快なそよ風が吹き過ぎる。

大相撲春場所前半戦を振り返る
先週の日曜から大相撲春場所が始まっており、毎日録画で観戦中。

大阪場所は昔から「荒れる春場所」と言われるが、初日の割が決まった後で横綱鶴竜が休場を発表するという、波乱の幕開き。

力士会で白鵬に「犬じゃないんだから吠えるな。いいな。」と叱られた琴勇輝と、同じく仕切り中に「ホウ!」と気合入れる千代鳳が初日に「ホー対戦」するという珍事もあったが、NHKアナウンサは、この話題にはなるべく触れたくない様子。ただ解説、北の富士さんの口を封じることはできないのだった(笑)

千代鳳は遠慮して声を出さなかったが、琴勇輝はいつも通り、立合い直前に「ホー!」と咆哮して場内の大歓声を。ある意味ケチつけてくれた白鵬のおかげで認知度アップ(笑) 先場所の審判部批判以来、白鵬に対するファンの観る眼が若干変わってきたのではと感じる。

白鵬は白鵬で、懸賞金受け取りの所作に対する批判を知りながら、今場所から毎日ガッツポーズのように振り回すことに決めたようで、まったく改める気はないことを態度で示している。不知火型の横綱土俵入りで、せり上がり前のチリを切る所作を、批判を受けながら自分流を押し通してるのと似てるよなあ。「大鵬さんが」とか「相撲の神様が」とか口では言うのだが、神事たる相撲の伝統側面とは違ったところに居る、誰よりも強いが異質の横綱なのだ。

遠藤は先場所から立合いの当たりの威力が増している。まだ星には結びついてないものの今場所の成長楽しみだったのだが、5日目の松鳳山戦、攻めこまれて小手投げを打ち、勝ったものの左足の上に松鳳山の身体が倒れこみ膝の靭帯損傷で休場。松鳳山のような固太りの、身体が硬い力士が足元にドーンと倒れこんできたら危ないよなあ。しっかり直して再起してほしい。

栃煌山は、仕切りで両手を下ろしてから、何度も身体を前後に揺すりながら前に徐々に出るような独特の間合いの立合いをするのだが、二日目に対戦した日馬富士は、その間合いに付き合う気は最初からなく、まず突っかけて栃煌山を土俵外に突き出して取り直し。次の立合いでも同じく自分の間合いでズズズイと身体をゆすろうとする栃煌山が両手を下ろした瞬間に立って、立合い成立。泡を食った栃煌山は一気に押し込まれ、最後はダメ押しの突き出し。

あの立合いは確かに相手を待たせて感心しないが、根が真面目な栃煌山は、この日馬富士の一喝に萎縮したか、翌日の白鵬戦では身体揺するのを止め、先に両手をつき、横綱が立つのを受けて待つ。勿論勝てるはずなくあっけなく負けてしまった。上位との立合いに迷いが生じないとよいが。

大関陣は稀勢の里が初日からあっけなく2連敗。他の大関は序盤好調なスタートと思われたが5日目から連敗。今場所も期待できない。

中日までを総括すると、横綱の鶴竜、関脇の隠岐の海が休場。日馬富士は中日に栃ノ心に負けて二敗。大関陣は、琴奨菊が二敗。稀勢の里と豪栄道は三敗。遠藤も大怪我で休場。元気なのは、照ノ富士と安美錦くらい。前頭筆頭の逸ノ城は上位との対戦を終えて四勝四敗の五分。後は下位との対戦だから、三役復帰に向けそれなりに星は残すだろうが優勝争いには加わらないだろう。

大本命の白鵬は、序盤こそちょっとバタバタした相撲があったが、ほぼ盤石。 結局、今場所も13日目かその前に優勝決まるのでは。白鵬が強いのも事実だが、他の力士もふがいないなあ。



大相撲初場所千秋楽 写真日記
大相撲初場所はもうとっくに終わってしまったが、記録のために、千秋楽を国技館で観戦した時の写真日記など。

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日曜日は大相撲初場所千秋楽を観戦。予約の時、14日目にするか千秋楽にするか若干迷ったのだが、いずれにせよ13日に優勝が決まってしまったから、まあ、同じだったなあ。しかし満員札止め。優勝は白鵬で決まったので、あとはのんびり観戦しよう。

二階の食堂「雷電」で、まずビールに冷奴。これは二日酔いにはよい(笑) その後でチャンコ定食で腹ごしらえ。

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先日の天覧相撲で天皇陛下が座ってたのは二階正面の貴賓席。どんな席なのかと近くに行ってみる。貴賓席は二階最前列。その横には「表彰者御席」とある。これは優勝表彰に登場する人達の控え席のようだ。

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国技館に行く際は、どすこいFM館内放送を聞くためにいつもiPod持参。しかし家を出てから充電を忘れてた事を発見。弱ったなということで、コンビニで乾電池による充電器購入。しかし! 国技館にはiPodにも使える携帯充電器が置いてあったのだった( ̄▽ ̄) しかし凄いぞ、両国国技館。

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千秋楽は中入の前に協会ご挨拶。

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優勝が既に決まっている千秋楽も満員御礼。15日連続の満員御礼は久々の記録だとか。

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初場所の横綱土俵入りも、本日で最後か。

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全ての取組が終わり、弓取り式の後は表彰式。国家斉唱の前、管楽器調律の音が聞こえるので振り向くと、東京消防庁の楽団が生伴奏の準備をしてるのだった。

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表彰式の後は出世力士手打ち式。この場所で新序出世した力士が土俵に上がり、今後の相撲人生の門出を祝福して盃を受ける。最後は御幣を持った行事を胴上げして神送りの儀式。土俵の神様は去った。

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千秋楽は跳ね太鼓は打たれない。なんだか寂しい雰囲気。今度東京での場所は5月か。

大相撲初場所千秋楽観戦と場所総括
この前の日曜日は、大相撲初場所千秋楽を観戦に国技館まで。席は二階の椅子席A。チケット購入した時は、前日14日にしようかどうか迷ったのだが、まさか13日目に白鵬が優勝を決めるとは思っていなかった。

白鵬の実力が他の横綱大関よりも頭一つ抜けているのは事実だが、かつてのような盤石の強さではない。土俵際で前に落ちて危ない相撲もあったし、バタバタした勝ちっぷりもあった。しかしそれに乗じて白鵬を破る力士が一人もいなかったというのは寂しい限り。

終わってみたら関脇小結は全員陥落。前頭五枚目までで勝ち越ししたのは二枚目の照ノ富士だけ。それも8勝。殊勲賞、技能賞が選考委員会で該当者無しになったのも、当然と言えば当然だったかも。上位陣が満遍なく負けて、白鵬以外に活躍した力士がいない場所だったなあ

しかし入りはよく15日間すべて満員御礼。最後の横綱戦には61本の懸賞がかかり、これも新記録。相撲人気が再び盛り上がってきた今こそ次世代を担う若きスターが出てこないといけないのだが。

白鵬は、相撲の地力よりも心に乱れが生じている部分があるのでは。館内の遠藤コールに腹を立てて張り手やかちあげ食らわしたのも感心しないし、千秋楽一日明けた記者会見でも、同体取り直しとなった稀勢の里との一番について審判部に文句を言ったのも如何なものか。稀勢の里は最後まで小手投げを打ち続けていたし、白鵬の右足は返って体が無かった。錣山親方は、白鵬の返った甲が土俵に着いたのが先だとの意見もあったが(足の裏以外が土俵に着くと負け)、総合的に勘案して同体としたとのこと。妥当だと思うけどねえ。忍び寄る衰えの影は自分が一番よく知っており、イライラしているのかもしれない。

懸賞金貰って見せるドヤ顔のガッツポーズも見苦しいし、日本の父と「大鵬さん」ばかり引き合いに出すが、自分の師匠、宮城野親方の名前を出すのは聞いたことがない。現役時代に実績ないから、内心馬鹿にしているのでは。まあ宮城野部屋は部屋の承継で内紛があれこれあったらしいから、そのあたりも影響してるか。日本人よりも日本人らしいなんてお世辞言われたりするが、やはり白鵬の態度は、「大和心」とはちょっと違うんだなあ。

豪栄道は場所を通じてバタバタした相撲で、一時は負け越し確定かと思わせたがなんとか千秋楽に五分でたどり着き、一気の相撲で薄氷の勝ち越し。ただ、カド番常連の先輩大関琴奨菊が既に9勝していたため「お前もいろいろ大変だな」と「人情相撲」を取ってくれた気もするのだが。

そして来場所の三役に誰が昇進するかが興味深い。先に述べたが、関脇小結は全員負け越している。

関脇 碧山5-10 逸ノ城 6-9
小結 高安6-9 栃煌山 7-8

普通なら全員三役から陥落。しかし、前頭の五枚目までで勝ち越したのは二枚目の照ノ富士一人。しかも8勝7敗。本来なら三役に届かないが、上が全員いなくなってしまったから、ひょっとして関脇もあるのでは。 前頭筆頭の宝富士は力もつけてるし、勝ち越しさえすれば関脇が確実だったのだが、千秋楽に負け越してしまったからなあ。

昔は三役で負け越しても、上がる者がいなければ小結に残ったなんて例もあった、栃煌山は7-8で惜しかったから、ひょっとして小結残留の可能性もあるのでは。逸ノ城はあと一勝だけしておけば小結で三役に残れたと思うのだが、千秋楽に余計な負けを一つ加えてしまった。

それより下で三役昇進可能性あるというと、隠岐の海が六枚目で9-6 九枚目玉鷲が10-5、八枚目妙義龍が9-6と団子状態。本来なら三役には届かない星だが、このあたりから三役が出たら、ラッキーな漁夫の利ということになる。興業上、関脇小結が空位というのはまずいだろうし。

逆に前頭の下位では勝ち越した者多し。十両で二桁勝った力士が二名いるのだが、陥落は1名しか出ないのでは。ギリギリ幕に残ったと思われる千代丸が割を食って落とされたら気の毒だが、勝った者優先だから、案外ありうるかも。

しかし毎日チェックしていた大相撲本場所が終了するというのも寂しいもの。独文学者の高橋義孝は横綱審議委員長も務めた相撲好きだったが、山口瞳を場所に誘った時は打ち出し後に必ず浅草の藪そばに徒歩で出かけた。千秋楽がはねた時は「親戚の娘が死んだような心境だ」と実に寂しそうに歩いていったのだそうである。

来場所は大阪場所だ。一度地方場所にも遠征に行くかな。

大相撲初場所後半戦展望
帰宅して録画した大相撲初場所10日目をチェックしようとしたら、イスラム国が日本人拘束して身代金要求した件のNHK臨時ニュース放送になっており、それが30分で終わったら、番組終了として録画自体が4時半に終了していた。あかんがな。

しかしYouTubeを調べると、エライもので10日めのダイジェストをアップしている英語のサイトあり。身代金要求も大相撲もYouTube。世界は狭く、かつ便利になりましたな。



10日目を終わったところで、中盤戦までを振り返り、終盤戦の展望を。この初場所は、2日目、7日目と両国国技館で観戦したが、他の日も録画して帰宅してからビデオをチェック。本日10日目が終了した時点で全勝は白鵬のみ。三役力士では、1敗が日馬富士、2敗が鶴竜、稀勢の里。終盤戦では星のつぶしあいが始まるが、この中で白鵬に勝てる者がいるだろうか。

まあ優勝については先行する白鵬が大本命。しかし、日馬富士は常幸龍に取りこぼしたものの、今日の琴奨菊戦を見ても、馬力で突進してくる琴奨菊を跳ね返して電車道。速攻は素晴らしい。白鵬も地力は徐々に落ちており、今場所も勝っているとはいえ押し込まれたり、土俵際で落ちて勝ったとはいえ危ない場面もあった。本割で日馬富士が速攻で勝っても不思議ではないが、決定戦でもう一丁勝てる気がしないんだなあ。

稀勢の里は昨日妙な風に入った膝が心配だったが今日は遠藤を一蹴。8勝2敗でまだチャンスはギリギリ残っているが、白鵬を倒すのが必須の条件か。

カド番の豪栄道は今日安美錦に勝って5勝5敗の五分に。しかしまだ横綱大関との対戦が3つ残っている。後方にある「大関陥落の扉」がゆっくりと開き始めているという大変危険な状態だ。四股名は豪栄道豪太郎、大阪出身。豪太郎は本名。いかにもゴンタな名前ですな。大関と関脇では対戦相手は変わらない。14場所関脇の座を守った実力者が、2場所連続負け越しというのは実に格好悪いので、なんとか跳ね返してほしいのだが。

新進気鋭の力士はどうか。

常幸龍は膝を怪我して休場。まあ土俵生命を短くするような大怪我になったら大変だから早く治したほうがよい。

遠藤は星にこそ恵まれていないが、先場所後半から今場所にかけて、立ち会いの突き押しの威力は確実に増している。もともと相撲は巧いので、踏み込みから攻めへの流れを改善して勝利に結びつくとよいのだが。ただ今日負けて3勝7敗。もう少し勝ち星を積み上げたい所。

逸ノ城は、懐に引っ張り込んで相手の頭を巻いて体勢変えてから寄る相撲はすっかり研究されている。体重はあるし腰も重いのだから、立ち会い突きっ放して相手の体勢を崩してから寄り立てるような相撲のほうが破壊力あると思うがなあ。立ち会いに気が取られて、その後の攻めが出ない。転がされて負けたり寄り切られたりが多いが、相手に圧力をかけて前に出て、前に落ちる相撲が目立つくらいでちょうどよいと思うのだが。今日は鶴竜の速攻から両差しの寄りに呆気無く土俵を割る。4勝6敗だが、なんとか勝ち越しまでは行くのでは。


碧山、高安は期待したが共に既に7敗。三役は陥落の危機。栃煌山はまだ勝ち越しに向けて頑張ってほしい。勢は前頭三枚目で既に9敗目。来場所にまた出直しだ。


大相撲初場所7日目を国技館で観た
土曜日は大相撲初場所7日目を両国国技館で。さすがにマス席は取れず、二階の椅子A席。

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当日券は朝8時半に売り切れ、7日連続の満員札止め。若貴以来の相撲人気復活とか。いや、もともと相撲に人気はあったのだが、内館牧子の感情的で執拗な朝青龍バッシングや、賭博、八百長問題でのメディアの限度を超えた相撲界全体へのバッシングが、相撲人気を萎縮させてしまったのだが、その影響がだいぶ薄れてきただけなのでは。

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まず二階の食堂「雷電」で一杯。貰った取組表を検討しつつ、まず冷奴をつまみに。そしてチャンコ定食。国技館に来ると、相撲取りの気分が伝染するのか、なんだか呑気な気分になって、のんびりするなあ(笑)

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館内各所には遠藤が永谷園の宣伝を。永谷園は、歌舞伎と相撲の大タニマチだ。日本人ならやっぱりお茶漬けですなあ(笑)

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二階椅子席の二列目というのはなかなか良い席で、土俵も割りと近く見える。ただ最前列に座った斜め前の相撲女子が椅子の先端に腰掛けて、手すりにずっと身を乗り出して見てるので、これが視界の邪魔になる。歌舞伎では前のめり観劇はやかましく注意されるので、歌舞伎座二階の最前列で手すりに手をかけて身を乗り出して見ていたら必ず後ろから注意されるが、呑気な大相撲でそこまで注意するのもなあ。

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巨漢の大露羅(おおろら)は今でも力士最重量なのかな。ロシア出身だが、まだ三段目。身体はあるのに、幕下すら突破できないというのは珍しい。土俵に上がる際に足を滑らせ、自重を支えきれずに転倒。ちょっとモタモタして場内が沸いた。あの体重では歩くのがやっとで、やはり相撲取る余裕無いのでは。

寒風の中、力士の場所入りを見物に国技館南側通路へ。大きなレンズ装着した一眼レフ持つ相撲女子があちこちに。人気力士には大きな歓声が飛ぶ。

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十両輝は二十歳。今売り出し中のイケメン人気力士。女性の歓声も多い。高安はなぜか付き人連れず、一人で寂しそうに場所入り。星が上がってないから元気無いのかね。

場所入りを見物する列中には、頼まれてもいないのに、誰は何時頃来るとか、春日野部屋は近いから歩いてくるよとか大声で語り、遠目に力士を見つけて力士名を連呼する、いわゆる「ウンチク親父」がいて、まあ結構便利なのだが、前にいた親父ではない。代替わりしたのか(笑)。列にいると、9月場所では列の中心でウンチクを語っていた爺様が、何も言わず寂しげに前の方に移動してゆく姿を発見。サル山のボス猿争いのように、「ウンチク親父」の座を巡る権力闘争に敗れたのかもしれぬ。可哀想に。

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常幸龍は休場かと心配されるほど足を怪我したはずだが、付き人と呑気にゲハハと笑いながら場所入り。「常に幸せ」という四股名の通りですな。この日は、蹲踞もままらなない状態で、なんと日馬富士に勝利。相撲は何が起こるかわかりませんな。呑気にやるのが一番かも。

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相撲取りは近くでみると全員冷蔵庫が歩いているような厚みがあるのだが、大砂嵐は特に身体が分厚い。館内だけの放送「どすこいFM」では、この日の大砂嵐vs豪風戦について解説の親方が、豪風は早く懐に入らないと大砂嵐に「バチバチやられて」大変ですよと語っる。豪風は懐に入れず、確かに「バチバチやられて」鼻血まで出して敗北。「どすこいFM」、はNHK放送には無い相撲界の生の声が聞けて面白い。

決まり手を判定する係の親方の話も面白かった。決まり手が分からない時は必死で本を調べるとか、序の口の相撲は紙相撲のようにフラフラ回って何が決まったのかサッパリ分からないとか。

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栃煌山はふてぶてしい表情で、マッチョなオラオラ歩きをするので、ちょっとカタギに見えないが、実は真面目な稽古熱心。上半身は筋肉の塊だ。上位に上がっても場所入りが早い。身体が硬いので怪我が心配。それさえなければ上位に定着する実力あるのだが。

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鹿児島県志布志市出身の千代鳳も若手有望株。相撲人形のようにコロコロ太っているが、猛稽古の賜物で引かれても前に落ちないのが素晴らしい。インフルエンザによる休場から復帰して、この日は初日が出た。

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勢も大人気。ただ、上位に定着する実力は、ハッキリ言ってまだ無い。三役とやると、善戦するが最後は相手十分になられて負けるケースがほとんど。もう少し頑張ってもらいたいなあ。

この日、近くの椅子席には外国人の家族複数がおり、日本在住らしく、数名の子供たちが「勢」と書かれた漢字パネルを掲げて「イ、キ、オ、イ~!」と大声援。しかし負けてしまった(笑) 上位戦が一巡したら下位に取りこぼさないようにして負けを最小限に抑えなくては。

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隠岐の海も人気のイケメン力士。大きい。しかし逸ノ城はもっと大きいのだった。 「逸ノ城! 今日も応援に来たよ~!」
と手を振る女性ファンに観客が湧く。

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幕内土俵入りの後、「満員御礼」が出た。初日から7日連続。相撲人気の確かな復活を感じる。中入り後になると館内が騒然とするのであまり聞こえないが、幕下までの館内では、贔屓力士にかける声は女性のほうが多い。歌舞伎の大向うは女性ご法度なのだが、大相撲は鷹揚なところがあって、女性が声援しても大丈夫。写真も撮り放題。昼間から酒飲んで観戦するのが普通。横綱が負けた際、「座布団を投げないでください」とアナウンスがあるが、皆、気にせず投げている。相撲自体は神事でもあるが、呑気で鷹揚な興行でもある。内館牧子が偏執狂の如く細かいことで朝青龍を叩きに叩いていた事のほうが、まったく相撲の伝統に反する異常な事だったのだ。内館もやくみつるも相撲に帰ってくるなよ(笑)

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鶴竜vs遠藤の対戦にかかった懸賞は多い。遠藤は、立ち会いの圧力は以前よりも増して進歩の後が見える。よい事。しかし、引くよりもマワシを取って攻めるべきだったのだなあ。鶴竜に敗北。もっとも一場所一場所が勉強だ。来場所の白鵬戦では、掌底のような張り手で、白鵬を失神させるような最初の一発をかましてほしい(笑) かち上げは白鵬のほうが背が高いので効かないだろう。

白鵬は高安に勝ったけれども、立ち会いは昨日の遠藤と同様、まず張り手。威力なかったが、右のかち上げも入れて活路を開こうとしていた。土俵際で前に落ちて一瞬危ない時もある。地力に徐々に衰えが来ているのは、本人が一番わかっているのでは。そこに前日のような遠藤コールが来ると腹が立って、遠藤に張り手したりするんだなあ。大鵬さんが角界の父ですというが、部屋の師匠への敬意は無いのか。懸賞金受け取った後のガッツポーズも、朝青龍が左手で受け取るよりもずっと品格無く見苦しい。誰か注意しないのかねえ。

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冬の本場所は打ち出し後に外に出ると、外はもうとっぷり日が暮れている。跳ね太鼓を聞きながら帰宅。

大相撲初場所二日目を観戦
先週末三連休、最後の月曜は、大相撲初場所二日目を観戦に両国国技館まで。この三連休は新橋演舞場、歌舞伎座、両国国技館と、まさに江戸から続く娯楽三昧だ。

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国技館は朝8時から開いている。もともと一日のんびり観戦する観光のようなものであるから、昼前に入場。

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初日につづいて満員札止め。相撲人気はやはり復活してきている印象。本日は和装デーと称して和服で来場した人には種々の特典が。

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ネットの「チケット大相撲」で取ったのは、一階一人マス席Aというもの。土俵を取り囲むのは普通、4人用のマス席だが斜めに通路があり、どうしても四人用の四角に取れない半端が出る。ここを3人用とか1人用で売ろうと考えた知恵者がいるんですなあ。しかし半端なスペースがあるので荷物置く事ができて便利は便利。

しかし指定の座席に近づくと、そのちょっと前で、パイプに足かけて立ち、一眼レフカメラを構え、咆哮ともいうべき野太い声で四股名を読んで声援しているアマゾネスのような太った女性あり。これも「相撲女子」なのだろうか。近づくのが怖かったので、しばらく席にはつかない事にして、まず腹ごしらえに二階の食堂「雷電」に。

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ビールとチャンコ定食を。国技館に来ると幾ら食べても良い気がして怖いよなあ(笑) 11時の開店前から店前に並んでいたのだが、開店時間になると、まず一組案内し、次の客を案内するまで一分以上待たせるので、入店できたのは11時15分。まだ店内の席は半分くらいしか埋まっていない。一気に満席になると厨房がパニックになるからかもしれないが、なんとも変わったオペレーション。厨房で料理出しをしているのが一番エライようなのだが、これが煩くいちいち全店員にあれやれ、これやれとひっきりなしに指示を出す。あれが一番効率を阻害している元凶なんでは(笑) 店員は皆愛想よくよい店だが。

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腹ごしらえも終わって座席に。咆哮していたアマゾネスはもういなくなっており助かった。さすがに一階だけあって土俵は実に近くに見える。あまり客がいない幕下の土俵では身体がぶつかる音が聞こえてくる迫力。振り返ると通路には、元ロボコップ高見盛の振分親方が。

場内では、まずiPodでNHKのFM放送を聞いていたが、ゲストの漫画家、能町みね子はとんでもなく力士に詳しい。22年来の相撲ファンで、毎場所、ほぼ全取組を観てるのだとか。凄いもんだ。

歌舞伎では女性の「大向こう」はご法度なのだが、初場所の両国国技館では、むしろ女性の応援の声のほうが多い。取組前に「がんばれー」と声かけるし、贔屓力士が勝つと「よかったぞー」と声がかかる。特に幕下までの力士に、女性の固定ファンがついてるのだなあ。男性の場合の声援は、だいたい酔っぱらったオッサンで、場内の失笑を買う場合多しw

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3時からは館内ラジオ放送は「どすこいFM」に切り替え。こちらはNHK放送とは違って、ゆる~い雰囲気で解説の親方も呑気に喋っており、実に面白い。本日も昨日に続き満員御礼の垂れ幕が。札止めであっても実際の入場数により満員御礼が出るかどうかが違うようだ。

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幕内土俵入りも迫力あり。幕下からずっと取組を見続けて、いつの間にか夕方だ。

千代鳳の休場は、「インフルエンザA型により」というアナウンスで場内が湧く。「何型でもええがな」と思うけれども、お相撲さんは結構生真面目で、診断書に書かれたままをアナウンスしてるんだなあ、きっと。それもまた微笑ましいが。

遠藤は最初の突きで巨漢の碧山の突進を止めてもろ差しになり一直線に攻めたのだが、もう少しじっくりやるべきだったか。しかし碧山は巨漢の割には運動神経と体幹の力があり底知れない力を感じる。

逸ノ城も攻めにあまりバリエーションが無いので、相撲を覚えられてきた。安芸乃島は老獪で、押し合いでは勝てないが、相手の引くタイミングをよくわかってすかさずに押して行く、相手が慌てて出てきたらはたく。上手いね。

豪栄道はもろ差しになって、自ら外掛けにいったのが悪く、身体が浮いて深く両腕を差すことになり、結局、カンヌキに極められてしまった。後知恵ではあるが、前みつにとり直したほうがよかったのかも。

琴奨菊の馬力はやはり大関で勢を圧倒。右を抱え込んで腹を突き出して寄るよりも、はず押しか絞って行くほうに変えたほうがよい気もするがなあ。この一番は国技館で見ていても圧倒的な力の差を感じた。

栃ノ心も、身体は大きいし力もあるのだが、投げの技への対応技術がまだまだダメなんだろう。

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昼前に確保しておいた「鶴竜弁当」を食べて、取組前に鶴竜の勝利を祈願。

しかし、弁当まで買って応援したのに、鶴竜はなんと金星配給。館内に舞う座布団。後ろから座布団が私の頭を直撃( ̄▽ ̄) 鶴竜何やってんだ(笑)

帰宅してNHK中継の録画を見ると、解説ゲストの紺野美沙子さんが取組前に、「鶴竜のフィアンセも金星でしたねえ」と言ってたのだが、鶴竜の敗北に動揺して、「私、変なこと言ってしまって申し訳なかったです」と。相撲界で「金星」は「美人」を意味する隠語だが、もちろん横綱が平幕に負ける事も指す。やはり言霊的には縁起悪かったなあ(笑)

しかし、本日の国技館で一番驚いてがっかりしたのは、砂被り席やマス席最前列くらいに座る年寄りで、白鵬の勝利の後に席をヨロヨロと立つのが結構多かったこと。まだ取組が残ってたのになあ。あと、鶴竜が負けた後、席を立った別のマス席の座布団まで何枚も景気よく投げていたジイさんがいた。座布団投げるなっちゅーに。

しかし、二日目で追う立場になっては、鶴竜の優勝は早くもちょっと暗雲が漂ってきた。終盤までこれ以上取りこぼしなく行ってほしいが。

チケット大相撲で一月初場所の席を予約
大相撲一月初場所の入場券、チケット大相撲でのネット発売は昨日、土曜日の朝10時から。

二階の椅子席なら、発売日だいぶ後でも、後ろのほうなら空きあるのは知ってるのだが、たまにはもっとよい席取るかと、電波時計見て時間きっかりにアクセス。しかし最初のクリックは大混雑で「後でアクセスしてください」と弾かれる。オオ!なんと! しかし諦める訳にはゆかない(笑) 二度目のトライで、なんとかアクセスでき、先に進む事ができた。

溜まり席は既に空きなし。実際のところネット販売に回ってる席はまず無いのでは。一人用マス席にトライ。既にかなり売れているが、二日目祝日に若干の空きあり。

マス席のB席、C席だと一階でもかなり後ろなので二階席と変わらない。A席を選択して購入手続きに。既にサイトでのメンバー登録はしてあるのだが、IDの再入力が必要だとは思わず、パスワードの入力もあって結構手間取る。最初のチケットの購入手続きに時間かかり、ようやく一枚目の購入が完了して、他に買うかとチケット選択画面に戻ってみると、一人用、二人用マスA席の土日分は完売。ちょっと準備が足りなかった。ま、次回の教訓としないと(笑)

マス席でも、B席、C席はある程度空きがあるが、これはかなり後ろなので二階椅子席と変わらない。ということで、今度は二階の椅子A席の空きを探す。7日目と千秋楽に空きがあったので早速購入。

これで一月初場所は都合3日間観戦に出かけることになる。まあ席確保できてよかった、と思ったら、一月の歌舞伎座、壽初春大歌舞伎のチケット販売が来週からだった事を思い出す。既に土日に大相撲で3日消費してしまうと、歌舞伎に行く余裕あるだろうか。

大相撲本場所は朝8時から開場しているので、前相撲から観て一日楽しめる観光。しかし本格的に客が入り出すのは、やはり横綱土俵入りが始まる午後3時半辺りから。幕内上位の相撲だけ観戦するのなら5時頃に入ってもよい。まあそう考えると、歌舞伎座、昼の部を見てから国技館に移動するのもアリなのだが。歌舞伎日程のほうは、チケットの空きを見てから、もう少し考えよう(笑)

琴欧洲引退断髪披露大相撲
先週の土曜日、琴欧洲引退断髪披露大相撲を見物に両国国技館まで。

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本場所は朝8時頃から開場してるのだが、この日は11時開場、11時半から興行開始。入場してから館内の売店で弁当でも買って食事しようと思ってたが、両国に11時ちょっと前に到着すると国技館前がごった返していることに気づいた。入場時間が30分しかないのだからそれはそうだよなあ。

ということで、館内で食事するのは断念。両国駅前に戻って、なか卯で親子丼とビールで昼食を済ませる。国技館前に戻ったのは11時15分だが、それでもまだ大勢の観客が入れずに入り口前は大混雑。ようやく入場したのは11時半前。

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入場するとロビーには、同じブルガリア出身の碧山や同じ佐渡ヶ嶽部屋の琴奨菊関がファンサービス中。佐渡ヶ嶽親方の元琴ノ若関もファンと記念撮影。本場所もそうだが外国人多いなあ。

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館内は満員御礼の札が。

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相撲甚句が披露された後は十両土俵入り。その後、力士二人が漫才のような掛け合いの「初切」が披露される。以前TVで見たことあるが、実際に見るのは初めて。

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そしてその後は、琴欧洲最後の取組。相手は相撲人生で最強の敵、自分の長男。立ち会い後、すぐに押し込まれ、正面土俵に。しばらく持ちこたえたが、琴欧洲は土俵を割る。相撲人生最後の一番は未来の琴欧洲二世に敗北(笑)

引退相撲は、後援会が勧進元になったいわゆる巡業のようなもの。琴欧洲最後の取組の後は、十両の取組が行われる。

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十両の取組後、後援会長の挨拶。なかなか立派なご挨拶だったが、弁護士事務所の会長であった。そして断髪式に。

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断髪式では、各界から著名人が大勢参列したが魔界からもデーモン小暮閣下が。この日参列の閣下は、他にはブルガリア駐日大使閣下だけ(笑) 350人以上が土俵に登った。有名企業の代表も数名いたが、基本的にはオーナー企業の「シャチョーさん」がゾロゾロと。まあサラリーマン社長ではタニマチは務まらないということだろうか。

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ブルガリアからは両親が来日。女性は土俵には上がれないというのが相撲界のしきたりなので、父親が髷にハサミを。やはり大きいですな。

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後輩力士、碧山など力士も参加した後は、佐渡ヶ嶽親方が止めハサミを。

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プログラムには断髪式の後、「花束贈呈」とある。何かと思っていたら、琴欧洲の母親が土俵下から息子に花束を。館内は万雷の拍手。女性が土俵に上がれないというのは相撲界の因習ではあるが、工夫すればちゃんと折り合いをつけることができる。遠来の母親に感心な心配りだった。

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横綱の綱締め披露なんていうのもこんな場でないと見れない。

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幕内土俵入りも行われるが、本場所とは違い、巡業のようなフランクな雰囲気。贔屓筋の赤ん坊を抱いて入場する力士あり。横綱白鵬もタニマチ筋の赤ん坊を抱いて入場。入場の際には名前まで呼ばれる大サービス。

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横綱土俵入りもちゃんと行われる。

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櫓太鼓の内訳実演も。打ち出し後の太鼓は本日のような一日興行では叩かれないのだとか。知らなかった。

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結びは白鵬、鶴竜の一番。いわゆる巡業のようなものであるから、どの一番も、張り手や引き技などは無し。お互い怪我しないように手加減ではないが7割くらいの力でやってるのだな。NFLで言うとプロ・ボウルのようなものだ(笑)

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全取組が終わり弓取り式で打ち出し。本場所の一日もよいが、こんな特別な興行も面白い。今度地方の巡業にも行ってみるか。
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そうそう、国技館の外に出ると、本当に櫓太鼓は打ってなかったw

デング熱で横綱土俵入り延期
デング熱で明治神宮土俵入り中止のニュースでは、明治神宮だけではなく、富岡八幡宮の横綱土俵入りも延期と伝えられていた。

8月の祭礼の際、富岡八幡宮を通りがかった時に横綱碑を見ると、まだ鶴竜の名前が掘られていないことには気づいていたのだが、ポスター見ると10月7日に刻名式があり、奉納土俵入りが予定されていたのだが、デング熱を気にして、これが延期になったらしい。まあ鶴竜もとんだ割を食った形。しかし力士も廻し一丁締めただけだから、確かに蚊に食われる可能性は服を着ている人よりも高いだろうけども。

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散歩がてら富岡八幡宮に行ってみた。横綱碑は本殿の向かって右奥にあり、特に何の行事も無い時は訪れる人も少なく閑散とした場所。

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しかし碑は実に立派。まあ、門仲や深川は、歌舞伎でもよく出てくるように、江戸時代から栄えた門前町だからなあ。

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一応裏をチェックしてみると、確かにまだ鶴竜の名前は掘られてませんな。デング熱の余波はとんだところにも影響しているのだった。

大相撲九月場所中日を国技館で観戦
日曜日は大相撲九月場所中日を観戦に国技館まで。先行抽選でたまり席を申し込んだのだが抽選は全部外れ。当たりませんな。しかたないので椅子席Aなるものをネットで予約。まあしかし相撲の雰囲気はきちんと味わえる。

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相撲そのものは朝8時から始まっている。まあしかしあまり早くてもしかたないので10時過ぎに出発。秋の空は高い。国技館前まで来ると相撲気分が盛り上がってくる。

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席についてまず腹ごしらえ。横綱弁当は全て制覇したので、今度は琴奨菊弁当でも試すかと思っていたが売店に行くと、今場所から豪栄道弁当が新発売になっている。早速ビールと共に購入。おかずはカルビ焼き肉、串かつ、牛肉コロッケと、やはりカロリー高そうですな(笑) 豪栄道な毎食焼き肉でもよいほど肉好きなんだそうであるが、肉ガッツリ系というと鶴竜弁当がそうなので、ちょっと趣向を変えたのかもしれない。

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三段目の取り組みの後、今場所前相撲で2勝した新序出世力士の披露。頑張ってもらいたいね。

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食後に国技館内をブラブラ。実は10月の琴欧洲引退相撲にも来る予定なんです(笑)

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館内の一角には力士写真コーナーが。千代丸がガーガー昼寝している写真は大相撲ツイッターに上がっていたので、私も前にRTしたのだった。稽古して食って寝て、呑気なお相撲さんらしい写真だ。他にも千代丸の居眠りシーンが。よく寝るなあ(笑)

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遠藤はちゃんと大スポンサーの永谷園お茶漬け海苔を食する写真を。今場所は負け越し。初心に戻って猛稽古して体力つけないと永谷園から見放されるぞ。頑張れ。

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モンゴル横綱三人は、手をつないで仲良し!

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2時頃から力士が次々と場所入りを始めるので国技館南側に出て、場所入りを見物。新入幕で勝ち越したモンゴルから来た若き怪物、逸ノ城はまだ幕内下位なので、割りと早い登場。しかし身体はデカイなあ。198キロだそうである。

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千代鳳にも次代を担う若手のホープとして頑張ってほしいものである。鹿児島県志布志出身。攻めに攻めるが前に落ちない相撲が信条。

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碧山に旭天鵬の入り。だいたいベテランほど場所入が遅い。安美錦は3時になってもまだ来ていなかった。そして遠藤もなかなか来ないんだよねえ。初心に戻って一番に場所入りするくらいの心持ちでやらねばいかんのではないか。

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国技館二階席には、ビールサーバーを背負ったギャル売り子がビールを売り歩いている。マス席には相撲茶屋のオッサンが酒を運んでくるのだが、相撲もだんだん変わりつつありますな。

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幕内土俵入りは全力士の人気度が館内の拍手で分かる賑やかなイベント。しかし、相撲人気はだんだんと復活しているように思えるのだった。

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二階正面の西より5列目。なかなかよい席なのだが、問題は入り口が近く、入ってきた観客がつい立ち止まって土俵を眺めると、こちらが見えなくなってしまうこと。「立見厳禁」と書いてあるんだけど、目に入らないんだなあ。

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満員御礼は出たけれども、二階席には若干空きが目立つ。全部売れてるはずではあるんだが、連休の途中だから、来ない人もいたのだろうか。外国人観光客が多いのにはびっくり。

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横綱の懸賞はやはり多いですな。そしてニ横綱とも中日に勝ち越しを決める。中日は上位に波乱なかった。遠藤もなんとか初日が出たが、月曜に負け越してしまったからなあ。

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さて、取り組みは全て終了。テンテケと鳴る打ち出しの太鼓に送られて国技館を出る。たまに相撲の雰囲気を味わうのも実によいものだ。

大相撲夏場所14日目を観戦した
大相撲夏場所14日目を国技館で観戦した。今場所は初日に続き2回目。

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今回の座席は2階椅子席、東の一番向こう正面寄り。3列目なので結構土俵は間近に見える。前回の西方の一番正面寄りのちょうど土俵を挟んで反対側。ただ土俵入りなんかは横綱の背中を観ることになる。

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入場したのが11時ちょっと前。横綱弁当でまず腹ごしらえ。

今年の初場所で白鵬弁当、今場所初日で鶴竜弁当を食したので、本日は日馬富士弁当を。此れで横綱弁当を全て制覇したことになる。内容は、牛焼肉、唐揚げ、ゆで卵、炒り卵、煮付け、金平牛蒡など。ガッツリ肉系の鶴竜弁当よりはちょっとバランスとれてるような気もするが、やはりボリュームある。しかし国技館だとカロリーが気にならないなあ。昼酒が回って来た。

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入場する正門には「満員札止め」の張り紙が。館内で放送されている「どすこいFM」によると、「満員御礼」は8分の入りで出るのだが「満員札止め」は本当に全席完売なんだとか。確かに幕内の取り組みになると椅子席もほぼ満杯になった。

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1時過ぎ頃から南側入り口で幕内力士の場所入りを見物。勢は背が高くすっくと背筋が伸びて実に格好よろしい。ただ取り組みでは負けてしまったのだが。

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館内には遠藤を使った永谷園の広告が。遠藤は今場所一応髷が結えたが、大銀杏が結えると更に力士らしく凛々しくなるだろう。入り口には「遠藤にお姫様だっこ」のパネルがあるのだが、ここに力士達が冗談で顔を出した写真パネルが巡業写真とともに壁に飾られている。大砂嵐が顔を出したところ。大砂嵐も残念ながら取り組みで負けてしまったなあ。

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中入り後から国技館名物やきとりをつまみにお酒を飲みつつ観戦。肉の旨みが引き立つあっさり味のタレでなかなか結構なのだった。

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今回の観戦には倍率10倍の小型望遠鏡を持参。2階席前列では10倍でも大きく見えすぎる感じではあるが、画面のブレはないし明るいし、高倍率のものよりもずっと使いやすい。やはり7倍くらいがよいのかもねえ。

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初日にお披露目された優勝写真額は昨日の席からよく見えた。

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幕内土俵入りと横綱土俵入り。

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今回、東と向う正面の間位の二階椅子席だったのだが、初めての発見あり。土俵入りの時、「次は東方より白鵬の土俵入りであります」とアナウンスしているのは、正面審判横に座ったオジさんなのだった。TVには映らない場所だ。やはりタイミングがあるので土俵の真横で館内放送してるのだろうか。

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結びの一番、日馬富士と稀勢の里には本日一番多い懸賞が。どちらも二敗同士で負けたものが優勝戦線から脱落するという大一番。物言いは、稀勢が落ちるのが早いからつけられたのかと思ったら、髷に手が入って日馬の反則負けだったとは意外な結果。勢も負けたから、千秋楽は白鵬がそのまま優勝するか、稀勢の里が追いついて決定戦になるかだが、まあ順当に考えると白鵬だろうなあ。

勢は三役昇進と三賞受賞なるか。遠藤は来場所以降の巻き返しがなるか。大砂嵐も上位と対戦するところまで番付を上げてくるだろう。相撲も昔はよく観たが、再びまた見始めると興味は尽きない。

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跳ね太鼓の音を聴きながら、のんびりと国技館を後に。昼酒飲みながらのんびりと一日楽しめる行楽。太鼓や拍子木、呼び出しの声や着物、髷に鬢付け油の香りなど、歌舞伎と同様江戸の昔がそこここに残る。なかなか楽しい興行なのだった。昔ながらにのんびり生きるお相撲さんたちの世界は八百長騒動でエライ目に遭ったが、人気ももっと復活してもらいたい。

今夕はTV桟敷で千秋楽を観戦しなくては。
大相撲夏場所初日を観た
先週日曜日は、両国国技館に大相撲夏場所初日を観に行った。

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2階椅子席Aはネットで購入。角度がついてるので割とよく見える。まあ相撲取りも大きいからな(笑)

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8時半頃から入場できるのだが、席についたのは11時頃。まだ土俵上は三段目の取り組み中。まずは腹ごしらえしないと。今場所横綱として初登場の「鶴竜弁当」を購入。本人が好きなおかずを入れているというのが売り物なのだが、トンカツ、サイコロステーキ、鶏空揚げ、ソーセージと肉系満載。本人は納豆が好きだとどこかで読んだが、弁当はとんでもなく肉食系だなあ。普段なら脂っぽくてとても食べる気がしないが、国技館で相撲取り観ながらだと、なんだか食べても大丈夫な気がするのが不思議なところ。

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弁当の後は館内をブラブラ。本日は和装デーということで着物を来て来場すると粗品が貰えるとのこと。優勝杯や横綱谷風の綱など、館内にはあちこちに興味深いものが。しばし席で幕下の取り組み観ていたが、そろそろ関脇以下の幕内力士の場所入りが始まるので出入り口に。

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エジプト出身、大砂嵐は羽織袴で笑顔振りまいて登場。関脇栃煌山は実にふてぶてしい表情だが、この人は実に真面目で稽古熱心。自分の相撲について付き人のアドバイスも虚心に聞いてあれこれ稽古してるのだとか。

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豪栄道は今場所大勝すれば大関も夢ではない。頑張ってもらいたいなあ。勢は背も高く実に格好良いね。

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関脇もとっくに場所入りしたし、幕内上位もほとんど入ったのに遠藤が来ない。「なかなか来ないね~」などと入り待ちの人々の声が上がってたのだがようやく遠藤登場。部屋が埼玉にあるから時間かかるのかね(笑)

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その後に二人揃って現れたのが、千代鳳、千代丸の兄弟関取。千代鳳は21歳の若き小結。頑張ってほしいなあ。旭天鵬も待ってたのだがなかなか来ないので館内に戻った。幕内最古参だから余裕でギリギリに入るのかもしれないな(笑)

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十両力士の取り組み最後のほうに初日だけの協会ご挨拶が。役力士が勢ぞろいして北の湖理事長の挨拶。館内ではFMで「どすこいチャンネル」という放送が流れているのでこれを聞きながら。NHKの中継と違って、現役の若い親方集があれこれ気楽にアナウンサーとかけあいで喋る。これがお相撲さんらしく、のんびりおおらかで、実に面白い。

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幕内土俵入りも実に華やか。

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白鵬の土俵入り。不知火型だが、まず右手を出してまるで雲竜型のような出だしの後で両手を下に伸ばす。四股も素早く力を入れて踏む。なかなか独特な型だ。

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日馬富士の土俵入りも白鵬と同じ不知火型であるが、また独自の型。それぞれに特徴があって興味深い。

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本場所では初披露の鶴竜の土俵入り。これは雲竜型。昔は不知火型は短命に終わるというジンクスがあって、雲竜型のほうが人気あったが、やはり流行り廃りがあるんだな。まだ慣れてないのか、せり上がりはえらくアッサリして早かった。まあこれもそのうち慣れるだろう。

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先場所、先々場所の優勝旗返還と、優勝写真額の披露。鶴竜は遠目に観てもずんぐりとして愛嬌ある体型だよなあ(笑)

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幕内の取組は次々と進む。遠藤はCMに出ている関係で、永谷園から毎日5枚の懸賞が。1本3万円貰えるらしいから、勝ったら最低でも15万円貰える訳だ。実際には他の会社の懸賞もたくさん。老獪な旭天鵬相手の初日だったが、立会いすぐに右上手をガッチリ掴んで磐石の寄り。

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鶴竜は横綱ながら地味なところが災いしたか、懸賞は遠藤よりも少ないという寂しい初日。まあ勝ちを積み重ねてゆけば、おのずから人気が出てくると思うのだが。

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白鵬の取組にかかった懸賞は凄い。まず呼び出しが土俵一杯に幕を掲げ、いったん退場して更に新たな懸賞幕を持って登場。土俵二周分の懸賞がかかっている。凄いなあ。

鶴竜はやや硬くなっていたようだが、下からしっかり当って磐石の攻めで、蒼山の足があっけなく流れた。

日馬富士は当ったとたんにまともに引いてしまったので、あっという間に土俵を割るという番狂わせ。しかし他の横綱大関陣は安泰。千代鳳は立会い前、全力で当るということを誇示するため、徳俵まで下がってから仕切るという所作で館内を沸かせたが、立会いの辺りで白鵬の右張り手を食らい、体勢を崩してあっという間に寄り切られる。あきませんでしたなあ。

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弓取り式が終わって外に出ると、テンテケテンテケと打ち出しの太鼓が櫓から。早く帰れという合図らしいが(笑)

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なぜか国技館横では各地物産展が行われており、「泣く子はいねが~」となまはげが咆哮していたのであった。まあ大相撲というのは日本全国の力士が、そのご当地の山や川の名を呪術的な四股名として背負って戦う伝統があるから、物産展とも相性よいのかもしれぬ。

のんびり半日楽しめて満足。実は14日目も椅子席チケットを取ってるので2週間後にはまた国技館に戻ってくる予定。14日目に優勝決定となると面白いのだけどなあ。今場所、白鵬は調子よさそうだ。


大相撲 初場所2日目 観戦記
この前の月曜、成人の日祝日、2014年大相撲初場所2日目を観戦したので、遅ればせながらその記録を。

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両国国技館正門前まで来ると、力士名が書かれたのぼりが立ち並び、櫓でテンテケテンと太鼓が打たれており、観戦気分が盛り上がる。

相撲を生で観るのは二度目。前は仕事絡みで枡席に座ったのだが、この時は上司が一緒でちっとも楽しくなかった(笑) 今回は椅子席自分で取って気楽な観戦。入り口でチケットのもぎりやってるのは往年の力士だった親方衆。顔には見覚えあったのだが四股名は思い出せなかった。

チケット取るのは難しいのかと思ったら、相撲協会公式ホームページから、「チケット大相撲」のリンクをたどると、住所氏名カードの登録は必要なるも、インターネットで座席も指定してチケットが取れる。受け取りはセブンイレブンで可能。ただ、土日のチケットはずいぶん前に売り切れになるようだ。

椅子席はすべて二階に設定されている。種類がA,B,Cとあり、それぞれ値段が8,200円、4,900円、3,600円とかなり違う。前のほうが値段高いという事のようだ。インターネットで座席表が見れるので、見え方を考慮して選ぶことができる。基本的にTVと同じようなアングルから見たいのなら正面席ということになろうか。

溜まり席もインターネット販売で14,300円(1名)と値段ついてるのだが、既にどの日も満席。ただ本当に空きがあるのかね。マス席は祝日2日の分は数日前でまだ空きがあったが、4名一緒に手配しなければならないのが難儀なところ。

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11時頃に入ったので、まず売店で力士の名前がついた「相撲弁当」を購入してビールと共に腹ごしらえ。名前のついた力士がプロデュースして好物を入れてるとのことだが、「白鵬弁当」は結構脂っこいおかずが多い。白鵬健康に気をつけろよ(笑) しかし国技館に来ると、ちょっとくらい食べ過ぎてもよい気がするのが不思議なところ。人気力士の弁当はうかうかしてるとすぐに売り切れるので、食べるつもりなら早めに確保しておくほうがよい。

本当の通は中入りの取り組みくらいから来るというが、会場自体は8時から開いている。相撲博物館を見物したり、館内をウロウロしている相撲取りを見たり、弁当食べながら、下っ端の取り組みをのんびり見たり。丸一日行楽気分で滞在して椅子席8,200円は実に安い。温泉などついてるともっとよいが、まあそこまではねえ(笑)

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左が二階席からの土俵。椅子席チケットでは一階には入れないのだが、入り口から見た一階からの見え方が右。一階の後ろよりも二階の前方のほうが土俵はよく見える気もするなあ。

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相撲社会は実力がモノを言う格差社会。行司や呼び出しにも年功序列が厳しくあり、序の口や序二段あたりを仕切る行司は裸足。呼び出しも頼りないのもいるが、それでも「オッ」と思う美声の呼び出しが時折いたり。館内はまだガラガラで、呼び出しの声も行司の声もよく響くのだった。

まだまだ時間があるので館内をウロウロ。本日は和装デーということで、和服を着た観客多し。相撲ギャルみたいなのもいるなあ(笑) 上位力士が館内を歩いたりはしないのだが、それでも浴衣着た相撲取りがいると大人気で、写真を撮られてまるでスターだ(笑) 二階にはレストランもあるし、地下の広間では相撲部屋ちゃんこが一杯250円で振舞われるというサービスもあり。ただ昼時はどちらも長蛇の列なので、空いてる時間を見計らう必要ありそうだ。

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2時頃から一階西口外で待っていると幕内力士が次々と場所入り。横綱大関は別の入り口から直接入るようなので関脇以下の力士ということになる。子供から「○○関~!」と名前を呼ばれると、微笑みかけたり手を振ったりする気のよい力士も多い。

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私も昔、相撲に凝ってた頃は幕内力士は全員名前を顔が一致したが、このところずっとご無沙汰なので、知らない顔がほとんど。しかしよくしたもので、協会の職員なのかマニアなのか、えらく詳しいオッサンがおり、あれこれ講釈垂れながら、遠くに見えてくると体型だけで分かるらしく、まだ近づく前から「○○関ガンバレー!」と大声出すので、名前が分かって便利だ(笑) あと侮れないのが子供の相撲ファン。これもよほど勉強してるとみえて、かなり遠くから名前を当てる。凄いねえ。

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琴欧州は先場所までは大関だったから、本来ここは通らないのだが、先場所カド番を負け越し今場所は関脇に転落したため、ここから場所入り。10番勝って大関に復帰してほしいね。「頑張れ」と声をかけると、心なしかウムと頷いたように見えた(笑)

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微笑み見せる相撲取りもいるが、シャイな力士は名前呼ばれてもあまり反応しない。遠藤はずいぶん観客からの声援あったのだが、実にふてぶてしく無表情で場所入り。態度だけはすでに幕内上位級だ(笑)

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2時40分頃から十両の取り組みなので、酒と焼き鳥を購入して席に戻る。この焼き鳥は国技館地下の工場で内製されている名物。冷えているのだが肉質が実にふっくらして、甘辛の江戸の味が実に結構。館内はFMで「どすこいラジオ」とNHK相撲中継が流されており、iPod NanoでFMラジオ聞きながら観戦。相撲観戦も便利になった。

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幕内土俵入りの後、横綱土俵入り。東の日馬富士が休場のため白鵬のみなのが寂しい。しかし綱取りの大関稀勢の里には願ってもないチャンスの場所。しかし、昨日の初日にいきなり平幕に負けて黒星で発進するというのが、いかにも稀勢の里なんだよなあ。

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以前にマス席に座った時には砂被り最前列に野球の大魔神佐々木が座っていた。向こう正面は時として有名人が座っている。双眼鏡も持っていったので、誰かいないかと目を凝らすと、赤房下審判横に西原理恵子と高須クリニック院長を発見。おお! あの位置ではNHKのTV中継にもずっと映っているだろう。向こう正面は目立つよなあ。ただあの席の権利はずいぶん高いらしいが。

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翌日のニュースにもなったが中入り後、勝負審判の交代まですべて西方力士が勝つという椿事発生。これは珍しかった。

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2日目は、白鵬も勝ち、稀勢の里もバタバタしたがなんとか勝った。弓取り式をのんびり見物できるのも国技館での観戦ならでは。弓取り式が終わるとすぐに土俵にはシートがかけられてしまうのは知らなかった。

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国技館の入り口では相撲甚句の披露が行われている。合間に「ドスコ~イ、ドスコ~イ」と合いの手が入るのだが、私の横から女性の声で合いの手が入る。振り返ってみると杖ついた白人の老女が満面の笑みで大きな声を上げているのであった。正門前では外国人観光客にかこまれて、着物姿の相撲取りがピースサイン出して一緒に記念撮影。相撲も国際化したなあ(笑)。




「やってないものは、やってない」
先週末、日曜午後のフジTV「ザ・ノンフィクション」、「やってないものは、やってない」を録画で観た。

八百長相撲で相撲協会から引退を強制されて土俵を去った霧の若と、裁判で解雇の不当を訴え、相撲界に戻る事に成功した蒼国来を追いかけたノンフィクション。

題名は、霧の若に、聞き辛そうに「本当に八百長をやったのか」と問うた番組スタッフに霧の若が答えた言葉。15歳で角界入りして相撲の世界しか知らない男は、親方の会議から帰って来た師匠の元霧島が「守ってやれなかった。すまない」と涙を流したのを見て、これ以上恩人の親方に迷惑をかけられないと従容と引退を受け入れたのだ。インタビューに答える様子を見ても、真面目で実直そうな人柄を感じて、どうも八百長相撲に染まってたようには思えないのだった。

もう一人のモンゴル出身、蒼国来は裁判で解雇不当を争い、裁判で勝利している。霧の若の名前を出した力士は結局裁判に出て証言することはなかった。トカゲのしっぽ切りのようなあまりにも拙速な解雇であり、霧の若も戦えば裁判で復帰が認められたのではとも思えるところ。

「おすもうさん」、呑気な相撲取り達

でも書いたが、相撲界は相撲の事しか知らない呑気な男達が相撲だけ取って暮らす独特な世界。相撲で一旗揚げようと積極的に飛び込んで来たものは少なく、恩師に勧められてやら、親方に熱心に勧誘を受けてやらで、何時の間にか相撲に入ることになってた者も多い。

相撲界に残るしきたりや古い習慣もみんな口伝。なんとなくそうなってるのだとと納得するこれまた呑気な男たち。

相撲は格闘技であるが、神事でも興行でもある。狭い世界で暮らす仲良しの力士が怪我しており、千秋楽に負けたら幕下に陥落するとしたらどうだ。自分が既に勝ち越ししてたら力が入らないのはある意味当然。こんな事までも八百長だと目を三角にして糾弾するのは、ちょっと違うような気がする。相撲しかできない人間が、呑気に相撲だけ取って生きて行ける社会を、そのまま温存してやっても別に誰も困らないと思うのだが。

大鵬、「尽くし甲斐のありすぎた人」

今月号の文藝春秋には、先日亡くなった、不世出の大横綱、大鵬の夫人である納谷芳子さんが書いた「尽くし甲斐のありすぎた人」という手記が。

後援者である旅館の娘だった夫人を、大鵬が見染め是非にと、後援会長経由で縁談を持ってゆく。大鵬との馴れ初めは、過去日記にも書いた、大鵬の自伝「巨人、大鵬、卵焼き―私の履歴書」にも出てきた通り。この本は歴代の「私の履歴書」の中でも出色の出来。

時代は昔でもあるし、相撲界というのも封建的な世界。大鵬は、夫人の両親には娘さんをくださいと頭を下げたが、夫人には正式にプロポーズもなく夫人も結婚に対して返事もしてないという。まあ、そんな時代だったんだな。結婚の時は、大鵬が27歳、夫人が19歳。若いとはいえ大横綱の地位にあり、盛大な結婚式には政治家や財界人がずらずらと並んだ事は前述の自伝にも書かれている。

大鵬は夫人には厳しく、相撲取りの嫁として仕込むと称して、よく手を挙げたらしい。これまた昔の封建的な男。しかし31歳で引退した5年後の36歳で脳梗塞に倒れる。現役時に身体を作るために馴染んだ、塩辛いもので大量の飯を食う食生活と大酒のせい。

前述の自伝にも倒れた時の事は書かれているのだが、金曜に倒れて病院に連絡すると病室が空いてないといわれ土日を自宅で過ごしたらどんどん悪化していったという記述が今回の手記に。これはちょっと痛恨の出来事。脳梗塞の予後はどれだけ早く病院に担ぎ込むかにかかっている。当時はまだよい血栓融解剤が無かったかもしれないが、早目の治療があれば後遺症もだいぶ違ったかもしれないのだが。

近年は大鵬も衰え、酸素マスクがかかせない身体になっていたのだが、横綱白鵬と面会した直後に入院。この最後の面会はTVのドキュメンタリーとしても放映された。大鵬は自分が強かっただけに、強い横綱が大好きだった。朝青龍が世間のバッシングを浴びている時にも擁護し続けたし、白鵬にも「頑張れよ」と親身な声をかけていたのが印象的。また戻ってくるよと言ってたのだが、入院先の病院で帰らぬ人に。もうこんな強い横綱は二度と出ないかもしれない。
大相撲夏場所千秋楽
昨日は、大相撲夏場所千秋楽をTV観戦。最近はあまり相撲見なくなって、今場所もこれが初観戦ということになる。

しかし、大関が6人もいるのに平幕同士の優勝決定戦というのは、上位陣がふがいない気がするなあ。まあ、八百長事件以降、中盆という調整役がいなくなったため、上位陣が優勝するという予定調和をきちんと成立させるシステムが無くなってしまった印象あり。

もともと八百長というのは、基本的に弱い者が星を買うシステムではなく、星を買えるのは「本気でやったら勝つ」強いものだけ。全ての星が金で買えるなら、孫正義が全財産持って角界入りしたら年間6場所全勝完全優勝連発で不世出の大横綱になるはずだが、そんな事は起こらない。

ただ、全てガチンコでやると、強い者にも時として思わぬポカや取りこぼしが連続するのも事実で、結果的に優勝の行方にも番狂わせが起きやすいのだなあ。まあ波乱万丈で面白いともいえるのだが、興業としてはあまり美しい結果にならない。

結果としては、旭天鵬が37才8ヶ月というは昭和以降の最高齢で優勝。優勝決定戦の立ち会い前に、旭天鵬はまず立ち会いに張り手をカマして、直後に思い切ってドーンとはたくだろうと予想したが、結果はまさしくその通りになった。私も相撲評論家になれるんじゃないか(笑) 

まあ、ロートルが大一番で勝つにはよくある戦略。栃煌山は最初からまともに行きすぎた感もある。旭天鵬は老獪で、一気に持って行く力はもうない力士だけに、もっと慎重にじっくり攻めてもよかったんだよなあ。

まあしかし旭天鵬も立派な優勝。反面、白鵬については、千秋楽も糸が切れたようなテイタラクで惨敗。

朝青龍があれこれトラブル起こすたび、白鵬はまるで横綱の鏡のような扱いで持ち上げられていたが、身体は昔からタプタプで、あまり猛稽古しているように思えなかった。昔の稽古の貯金を使い果たして、そろそろ衰えが始まっているのではないか。ただまだまだ通用する年齢。郷土の先輩の最高齢優勝に発奮して、もう一度初心に戻って頑張ってもらいたいのだが。

殴って殴る貴乃花親方
24日のブログで、「情熱大陸」 貴乃花親方を書き、「昔から父親のいた大相撲が本当に大好きだった少年が、そのまま大人になったような人間なのだ、きっと」と書いた。

しかし、今週号での週刊新潮では、「弟子を殴って殴って殴る貴乃花親方の日常」という記事で、貴乃花親方が弟子に暴力をふるい、その弟子は廃業したのだと書かれている。せっかく持ち上げたのに、すぐにこんな記事が出て叩かれてはなんだか困るなあ(笑)

まあしかし、大好きだった父親の背中を追いかけて相撲界に入った純真と、親方になった後の暴力は、別に矛盾はしないのかもしれない。相撲界は「無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読む」という古臭い因習の世界であって、ある程度の暴力は昔から日常茶飯事。貴乃花自身も、自分の父親である先代貴乃花の部屋に入門したのだが、最初のうちは、影で兄弟子から殴る蹴るの壮絶ないじめにあっただろう。

本人は、恵まれた素質と猛稽古ですぐに出世したのだが、元々は高校中退で最終学歴は中卒。若くして横綱に上り詰めたし、宮沢りえとの婚約破棄やら洗脳騒ぎなど余計な事に巻き込まれたせいもあって、人格を陶冶する時間もあまりなかったのかもしれないなあ。

相撲部屋には昔から「たにまち」と呼ばれるひいき筋がいて、相撲好きな実業界の成功者が後援するというのが伝統。彼らは金も出すけれども、人生の先輩として、相撲取りや親方に必要ならば苦言を呈すのも役目。

しかし、貴乃花部屋は、元人気女子アナだった女将さんの考えもあって、一口幾らで広く会費を募るサポーター制度を導入。お金集めだけならそれでもよいのかもしれないが、相撲しか知らない相撲取りは引退して親方になってからも真摯に社会勉強をしなければならない。「たにまち」制度を廃したツケがやはり回ってきてるのか。

番組の中では、貴乃花親方が高校の理科の教科書などを巡業にも持参して勉強している姿も描かれていた。「頭悪いから馬鹿にされないように」という真面目な動機なのだが、やはりもうちょっと社会常識を身につける勉強も必要なのかもしれないと思うのだった。


「情熱大陸」 貴乃花親方
日曜の「情熱大陸」は、大相撲の貴乃花親方の回。録画で見た。

現役時代に妙な洗脳騒ぎに巻き込まれたり、年上のアナウンサーとできちゃった婚したり、父親の死後に実の兄貴を「花田勝氏」などと呼んだ頃の言動は、何か眼がうつろで、発言も実に防御的に能面のような自分を作ってるというか、実に奇妙な印象だった。

相撲界最年少理事になった後、大相撲を震撼させた八百長騒ぎがあったが、最近の様子は、前より若干落ち着いて明るくなったものの、逆に尊大さもちょっと増したような。まあ、元大横綱で相撲協会理事とはいえ、まだ40歳前なのだから下っ端としての苦労も絶えず、ある程度意識して重々しい印象を与えなければならないのかもしれないが。

しかし最後のタイトルバックが流れるシーン、宮崎にいる相撲界入り志望の少年に会った時の貴乃花の表情は実に清々しかった。「うちの部屋が嫌だったら他の部屋を紹介してやるから。とにかく相撲界に入れよ」と紅顔の少年に語りかける貴乃花の眼は、まるで自らも少年のように輝き、実によい笑みを浮かべていたのだ。

相撲界の大スターの息子に生まれ、同じく自分も相撲界に入り、猛稽古の末に実力者として横綱にまでなったのだが、様々な軋轢も多かっただろう。

最初のアメリカ駐在時、大相撲のサンノゼ巡業が行われ、ハワイに向かう大相撲一行とサンフランシスコ空港で出くわしたことがある。三々五々集まって仲良く騒いでいる相撲取り達の群れから離れて、当時大関の貴乃花は、付き人と2人でゲートからずっと離れたバーで時間をつぶしており、出発時間ギリギリになって搭乗。誰とも話していなかった。実に孤独で隔絶した印象。相撲界でも周りから完全に浮いていたのでは。

しかし、そもそもは、昔から父親のいた大相撲が本当に大好きだった少年が、そのまま大人になったような人間なのだ、きっと。